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職業と人生 Part 62

4、理想と現実の観点、また個人と社会全体の観点から見た、より楽しい幸福な職業や人生のあり方について

 さて、そうした状況では、職業や人生に関して、いったいどのようなことが言えるのか、というと、大まかに言うと、次のような五つのことが言えます。

 

①現在の社会では、すべてがすべて非常に楽しい充実感のある、また他の人々から尊敬されるような仕事ばかりではない、というような厳しい現実がある

 まず一つめは、現在の世界では(霊界でも、ほとんど同じだと思うのですが・・・)、単純に言って、人類の社会にあるたくさんの職業の仕事は、基本的にどこかの誰かが、何らかの理由で欲しいとか、やってほしいとか、ないと困ると思うような何らかのニーズに基づいて成り立っているものが、ほとんどなので、当然のことですが、そうした多くの人々の欲求や必要や希望に基づいて成立している職業の仕事が全部が全部、誰にとっても非常に楽しい充実感のある、また他の人々から非常に尊敬されるような素晴らしい仕事ばかりではない、というような若干厳しい社会の現実があります。

 

②優れた政治家や役人や起業家の活躍によって、多くの人々が、少しでもより楽しい、より充実感や悦びを感じられるような職業を増やし続けてゆくことが、とても大切である

 二つめは、そうすると現在の社会は、どうなっているのか、というと、他の人々が嫌がるような仕事は、何らかの形で給与や待遇などの面で非常に優遇されるようになっているとか、もし必要があっても、そうした形で十分な給与や待遇が準備できないような職業の仕事は、だんだん人手が足りなくなり、なくなってゆくようなところがあるとか、さらには、そうした状況にも関わらず、優れた政治家や役人や起業家などの努力によって、そうした一見、人々が嫌がりそうな仕事の制度ややり方を整えたり、合理化したり、機械化したりして、様々な工夫を加えることによって、非常に魅力ある職業に変えて、再び何らかの形で盛んにするような手立てが加えられるようなことが、今日も世界中で行われている、ということが言えます。

 そうすると、これはそうした努力の結果になるのですが、一昔前であれば、多くの人々が、様々な理由で嫌がって、避けていたような職業が、いつの間にか多くの人々が心から憧れ、集まってくるような職業に変化してゆくようなことが、今日も世界中で起きているわけですが、そうした状況であると多くの人々が、より大きな楽しみや幸福や、やりがいや充実感を感じられるような形で、さらに多くの人々の欲求や必要や希望を十分に満たしてゆけるような、より豊かで幸せな社会でできてゆくようなところがあるということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年8月10日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 社会、文化 / 経済



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