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ゼロ・ポイント以降の霊的な注意点について Part 17

 二つめは、これは、少し変わった話になるのですが、実は、東洋的な陰の要素の奥にあるものを、霊的、イデア的にかなり深くまで分析してゆくと、何のことはない現代だと西洋人が、わりとあっけらかんと普通に表現している人間的な明るさや悦びや自由やセクシーさや華やかさなのであり、また、その反対に、西洋人が、自分達の文明や生活に何か足りないと不満を感じているものの奥にあるものを、霊的、イデア的にかなり深くまで分析してゆくと、ある意味で、東洋人の標準的な日常生活になってしまっているような、ちょっと暗くして、隠して、見えなくしてしまうようなところや、自分の素直な感情を隠して、ちょっと強がってみたり、威厳を保とうとしてしまうようなところや、あるいは、どこまでも無理して、耐え続けようとするような人間の性質であるようなのです。

 これは、客観的に指摘されるとよく分かると思うのですが、実は、こうした霊的、イデア的な西洋性と東洋性というのは、特にここ数百年の歴史の間に、幾多の衝突や混乱や交流の中で、徐々に、お互いの理解や吸収や影響が進んでゆき、だんだん、人間的に最も自然で無理のない、また、最も幸福で豊かな一つの方向性にまとまってゆきつつあるのです。

 そうすると、こうした状況において、特に現在の辺りの時期には、いったい、どのような行動をとるのが最善なのか、というと、これは、言ってしまうとわりと単純なのですが、要するに、その人個人としては、たとえ、かなり抵抗があるような場所や状況であったとしても、自分自身を見て、どう見ても、「ちょっと東洋的だな」、と思えるような人は、時々で構わないので、できれば、そうした自分が、最も近づこうとはしないような、できるだけ、おしゃれでモダンで優雅な、良い意味での西洋性を最も堪能できるような所に行ってみたり、そうした物を買ってきて、自分の生活の中に取り入れてみる、とか、また反対に、自分自身を見て、どう見ても、「自分は、西洋系の人だな」、と思えるような人は、これも時々で構わないので、できれば、そうした自分が、最も近づこうとしないような、ちょっと地味だけど、人情味があって、奥深さが感じられるような、良い意味での東洋性を最も堪能できるような所に行ってみたり、そうした物を買ってきて、自分の生活の中に取り入れてみるような工夫が、とても重要になってくるのではないか、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年5月30日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / ゼロ・ポイント以降の霊的な注意点について



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