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人間や生物の霊的な進化と生まれ変わりについて Part 3

4、自然界の中での多くの魂達の様々な生命体験について

 さて、再び話を戻しますが、そうした宇宙が創造されると、今度は、カオス領域にいた、たくさんの原初的な魂達は、この宇宙のあちこちで様々な体験を積み重ねてゆくようになりました。

 まずは小さな光やエネルギーの粒子としての経験から始まり、それが、かなり長い期間に渡って続くと、今度は、ガスのような小さな物質の粒々、つまり、様々な原子としての体験を積み重ね、それがある程度続くと、今度はいろいろな鉱物存在としての体験を積み重ねるようになります。

 鉱物と言っても、現在みなさんが認識している鉄や銅のような鉱物というよりも、もう少しまとまった大きさの様々な小さな砂粒や石のような存在としての体験になります。

 それがある程度続くと、今度は、小さな生物、つまり、単細胞生物のような生命としての体験を様々な形で続けるようになります。

 少し分かりづらいと思うので、ここでは、そうした体験がどういう意図の元に、どういった形で行われるのか、ということについて、述べてみたいと思うのですが、大まかに言うと、だいたい、こんな感じです。

 まず、その意識存在として、自分が興味を持ち、いろいろな体験を積み重ねてみたい、と思えるような、自分が適度にコントロール可能な存在を見つけると、自由意思に基づき、そうした魂体験を積み重ねることになるのですが、この際には、私達のような人間の感覚とはかなり違って、「何だか風に流されて、どこかに運ばれてゆくぞ」、「あ、何かに当たって、止まったや」、とか、「あ、何か分からないけど、大きな物の一部になった」、とか、「あ、外に弾き飛ばされたや」、とか、「何か忙しく動き回っているぞ」、とか、「すごい大きな揺れだ」、とか、「何か気持ちが良くなって、高い所に行ったみたいだ」、とか、「誰かが自分のことを呼んでる気がする」、とか、「もっと難しいことがしてみたい」、とか、「ああ、とんでもなくきつい体験だった」、とか、「よく分からないが、とんでもなく痛い目に遭った」、とか、「ああ、たくさんの友達と一緒にいると楽しいな」、とか、「もっと新しいことがしてみたい」、とか、「神様や人の役に立つことをすると幸せだな」、とか、「もっときれいになりたい」、とか、「もっと強くなって、みんなを守りたい」、とか、「あの楽しいとか、気持ちいいとか、幸せって気持ちをもっと味わいたい」、とか、「あ、とてもひどい目に遭ったけど、救われた」、とか、「何かとても優しい存在が来て、自分のことを助けてくれた」、とか、「あの優しい人達とずっと一緒にいたい」、などというように、それこそ最初は、小さな鉱物のような存在から始まって、小さな動植物としての体験を数多く積み重ねた上で、最終的には、人間の肉体に宿って、たくさんの生まれ変わりを経るようになってゆきます。

 つまり、光やガスの粒子の存在のような体験から、次には、鉱物のような体験になって、それをたくさん積み重ねるうちに、今度は、小さな生命の体験になり、その後、今度は様々な植物や魚や昆虫や動物の体験をしてゆき、やがて、そうした生き物の体験を一通り積み重ねた辺りで、人間としての体験を積み重ねるようになってゆくのです。

 ですから、現在、人間として生きている大多数の人々は、そうした人間の人生を送る前には、自然界の中の様々な動植物としての体験をほぼ一通り積み重ねてきた上で、今度はそうした自然界に対して、かなり大きな支配力や影響力を持っている人間としての人生を始めるようになった、ということが言えるでしょう。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年12月27日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宇宙文明、古代文明



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