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常に心穏やかであれ Part 1

 少し前の「心の働きについて」の文章の続きになります。

 

常に心穏やかであれ

 まず最初に大切なのは、前にも述べましたが、とにかく日頃、とかく、せわしくなりがちな自分自身の心を整えて、常に穏やかな精神状態に保つことです。

 もちろん、人間として生きてゆく上では、時に非常に強く、猛々しい精神状態になったり、また非常に急いで、たくさんの仕事を次々とこなしていったり、さらに場合によっては、人間的な成長や、より良い仕事や社会の実現のために、他の人のミスを厳しく叱責しなくてはならないこともあるかもしれないのですが、ただ基本的には、自らの心を整えて、穏やかな優しい心の状態に保つことが、とても大切です。

 そうは言っても、なかなか、そうした精神状態になれない人が多いと思うので、ここでは多少、大まかな説明になるのですが、どうすれば、常にそうした穏やかな精神状態で過ごすことができるのか、ということについて、幾つかの点から説明してみたいと思います。

 

①最低でも10分ぐらいは、心穏やかな精神状態を保てるような何らかの瞑想のトレーニングをしてみる

 まず一つめは、これは、どうしても多少、精神的なトレーニングが必要だと思われるのですが、禅でもヨガでも、どこかの瞑想教室のような所でもよいのですが、少し落ち着けるような所に座って、全身の力を抜いて、目を閉じるか、半眼にして、ゆっくりと深呼吸しながら、心を穏やかに整えるような瞑想のトレーニングをすることが、とても大切になります。

 さらには、そうした際に、ゆっくりと数字を数えたり、何らかの神聖なイメージを心に描いたり、言葉で唱えたり、そうした精妙な心を維持しながら、最低でも10分ぐらいは、非常に穏やかな、ゆったりとした平安な精神状態を維持できるようになることが、とても大切です。

 これは、単なる精神的なトレーニングなので、子供の時からの方が、飲み込みは早いかもしれないのですが、大人になってからでも、ある程度のトレーニングで十分身につけることができます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年10月29日 9:03 PM, おすすめ記事 / 宗教、道徳 / 瞑想



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