Light Symbol

カップルも子供達も家族も、最も幸せに過ごすための子育ての知恵について Part 8

 再び子育ての話に戻りますが、今回から、もう少し具体的な話をしてゆきたいと思うのですが、私が考えるに両親が子供を育てる時に大切なのは、以下のようなことになるのではないかと思います。

 

1、子供が生まれたら、できるだけ多く優しく抱きしめてあげたり、キスしたり、頬づりしたり、撫でてあげたりして、自分達が、いかにその子を愛しているかということを、単に言葉だけでなく体の感覚でしっかり教えてあげることがとても大切である

 まず第一には、これは特に小さい頃に重要な話になるのですが、まずはとにもかくにも大切なのは、赤ちゃんが生まれたら、できるだけ多く優しく抱きしめてあげたり、キスしたり、頬づりしたり、撫でてあげたりして、自分達が、いかにその子供を愛しているかということを、単に言葉だけではなく(言葉も大切ですが)、体の感覚でしっかり教えてあげることなのではないかということです。

 これはとても不思議な話なのですが、世の中には、なぜか子供が生まれると急によそよそしくなるカップルがいたり、あるいは妻(夫)の愛情が子供にすべて移ってしまったかのように感じて、妻(夫)のように子供を素直に愛せない人がいるようなのですが、おそらく、それはその人自身が子供の頃にほぼ同じような状況において、親から純粋に愛してもらえなかった体験があるからなのではないかと私は感じています。

 ただ、そうしたことを言っていると愛の話のところで述べたように愛情が深く親切な親の子供は、代々愛情深く親切な子供が続き、その反対に不信感が強く意地悪な親の子供は、代々不信感が強く意地悪な子供が続くというような状況がずっと続き続けてゆき、はっきり言うと、いつまで経っても不幸や悲しみの連鎖の絶えない世界が続いてゆくことになってしまいがちであるので、私は、ここはある程度、理性的な態度で、子供が生まれて自分が親になったのであれば、単に自分の夫や妻を愛するのみならず、もう少し精神的に成熟した態度で自分の子供を愛することにも新たな悦びや生き甲斐を見つけるような人間的な成長がとても大切なのではないかと感じております。

 ちなみに特に幼少時において、親からの無条件の愛や慈しみをしっかりと感じながら育った人間は、その後の人生において、少々他の人々からひどいことをされたり、自分の思い通りに行かないような状況になっても、わりと楽天的な態度で自信をもって物事に望んだり、他の人々と穏やかで良好な人間関係を築きやすいようなのですが、そうではなく、そうした幼少時において乱暴に扱われたり、ちょっとしたことでパチパチと叩かれたり、悪口を言われて育てられたような人間は、その後の人生においても、ちょっとしたことでものすごく精神的に動揺したり、自信を持てなかったり、あるいは何かあるとすぐに他の人々や生き物達に対して敵対的な態度をとって、暴力を振るうような傾向が多いようなので、親としては、こうした幼少時の子供への対応というのはとても大切なところがあります。

※単純な因果律としては、幼少時にまだ子供が小さいからと言って子供を乱暴に扱ったり、むげな扱いばかりしていた親は、その後、子供が成長してある程度の大きさになった段階で、今度は小さい頃の反動が出てきて、子供が全然親の言うことを聞かなくなったり、家庭や学校で暴力を振るったり、家を飛び出して好き勝手に遊び回るようになって、親も子供も学校の先生も大変な思いをしなくてはならなくようなようなこともあるので注意が必要です。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年12月5日 9:03 PM, 結婚、家庭



«

»

おすすめ記事

過去の記事