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現在起きている「アセンション」の全容について Part 16

※古代のユダヤ教と、新しいイエスの教えについて Part 3

 当時のローマ帝国というのは、簡単に言ってしまうと、常に戦っては殺したり破壊したりして、いくらでも、どんどん奪い取ってゆくような政治システムになっていたのですが、たとえ、そうしたローマ帝国の中にあっても、イエスの教えを信じる人々は、それほど大々的に文句を言ったり、逆らったりせずに、常に来世の救済と栄光を信じて、極貧にも耐えて、与え続け、奉仕し続けていったわけです。

 その結果、それこそ初期の頃は、かなり過酷な大変な弾圧や迫害にあったことも多かったのですが、その後、だんだんローマ帝国の他の宗教や民族の人々の中にも、たくさんの味方や信者を増やしてゆき、またローマ帝国の中枢部の人々の中にも、たくさんの味方や信者を増やしてゆくと、やがて、ローマ帝国でキリスト教を公認させるだけでなく、ローマ帝国全体でキリスト教を国教にするくらいの大変化を起こさせるようになってゆきました。

 そうすると、おそらく、こうした歴史の流れから推測できることは、もし当時のユダヤ教の人々が、イエスの教えを、わりとそのまま素直に受け入れていた場合には、その後、途中でいろいろと大変なことはあったとしても、ユダヤの国は何とか残り、そして、ひょっとしたら、どこかの段階で、イエスの教えが色濃く残るキリスト教的な新ユダヤ教が、当時のローマ帝国の国教になるような歴史の流れもあったかもしれない、ということなのです。

 そして、もし、そうした歴史の流れになった場合には、ひょっとすると当時のエルサレムが、偉大な宗教的聖地ということで、その後、当時のローマ帝国の首都か、準首都的なポジションになるような歴史の流れもありえたかもしれないのです。

※何度も言いますが、これは古代のユダヤ教と、当時のイエスの教えを信じていた人々についての話なので、現代のユダヤ教の人々や、キリスト教徒の人々とは、あまりにも年月が隔てすぎてしまっているので、あまり関係ありません。

※それから、そうしたイエスの教えの精神性自体は、その後もある程度しっかり残っていったと思うのですが、ローマ帝国の中でのキリスト教徒の人々の立場がある程度しっかり認められるようになってから以降は、人々の日常生活や国内の統治や外交関係などでいろいろ支障をきたすことが多いので、そうしたイエスの教えの中の多少過激な部分は、実際の行為としては、それほど重視されなくなっていったのではないか、と思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2018年10月17日 9:04 PM, アセンション全般 / イスラム教 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 予知、予言、未来予測 / 宗教、道徳 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化



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