さて、ここで、ようやく本題に入れるのですが、それでは、人間として本当の幸福を得るには、いったいどうすればよいのかというと、それは大体、以下のような四つの内容になります。
1、自分の本音としての幸不幸の感覚をランク分けし数値化し、マネジメントしてゆくことによって、自分にとっての最大幸福の実現を目指してゆく
①自分の仕事や生活すべてを再度、冷静に見直してみて、自分が最高の幸福を感じているものから最低の不幸を感じているものまで、自分にとっての幸不幸を大体、七つくらいの段階に分類し直してみる
まず第一には、これは一度、紙に書き出したりして、しっかり整理し直してみた方がよいのではないかと思われる内容になるのですが、まずはとにもかくにも現在の自分の仕事や生活の状況を見直してみて、「これは、本当に幸福を感じていることで、これは、本当はあまり幸福を感じていないこと」などという具合に、自分が心から幸福を感じていることと、本当はあまり幸福を感じていないこととをしっかり分別して、再度、理解し直す必要があるということです。
その際に、できればそうした幸福の感覚を三つぐらいの段階に分けて、「最高に幸せ!」、「結構、幸せ!」、「わりと幸せ」などというように冷静に分類し直してみて、自分の本音としては、いったい何を一番最高の幸福と考えているのか、それから、その次ぐらいの幸福は、いったい何なのか、さらには、何となく幸福に感じていることは、いったい何なのか、ということを一度順番をつけて、はっきり理解する必要があるということです。
それから今度はその反対に、やはり同じように自分の不幸な感覚を三つぐらいの段階に分けて、「ちょっと不幸な気分!」、「結構、不幸な感じ!」、それから「もう最低の不幸な感じ!」などというように冷静に分類し直してみて、自分が一番不幸に感じていることは、いったい何なのか、それから、その次に不幸に感じていることは、いったい何なのか、そして何となく不幸に感じていることは何なのか、ということを冷静に理解し直す必要があるということです。
こうすると現在の自分の仕事や生活すべてを見直してみて、単純に上を幸福、下を不幸として分類すると、一番上から「最高の幸福」、「結構、幸福」、「少し幸福」の幸福の三段階と、幸福とも不幸とも感じていないゼロの段階と、それからその下に行って、「ちょっと不幸」、「結構、不幸」、それから「最低の不幸」の不幸の三段階が出てくることになるので、これで合わせて、幸福から不幸に至る自分オリジナルの幸不幸の七段階評価がはっきりしてくるのではないかと思います。
Cecye(セスィエ)