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よく日本人全体に昔の戦争の戦争責任があるみたいな説明が行われることが多いが、実際には当時の大多数の日本人には、ほとんど何の戦争責任もなかったのではないだろうか Part 3

 さらについでに言うと私が、どうしてもあの戦争において許しがたいと思っていることがあるのですが、それは、いくら非常時の大戦争だからといって、なぜあれだけ近隣の諸外国のみならず、自国民が毎日のようにたくさん爆撃や攻撃で(さらには自殺攻撃までさせて)犠牲になっていたにも関わらず、当時の日本政府(正確には、当時は大日本帝国政府と呼ばれていましたが)は自分達の権力体制の維持にのみ執着して(つまり国民のためではなく、国体護持、天皇制の維持のために)、自分達だけは安全な巨大な地下壕に隠れて、和平工作をじりじりと引き延ばしたのかということです。

 つまりそんなに偉い人なら、もっと早く和平工作をして終戦にしてくれれば、あんなに何百万もたくさん犠牲になったり、あんなに国土が破壊されずに済んだはずなので、はっきり言うと当時の日本の政治指導者というのは、政治的にはヒットラー以下のとんでもない非国民(同じ日本人だったとは思えないので・・・)、あるいは馬鹿だったのではないか(この発言には、多少私自身の個人的感情が入っています)というように率直に感じているということです。

 それと現代人なら、これは誰でも分かるのではないかと思うのですが、あの広大なアメリカ本土には何も攻撃しないで、真珠湾だけ、ちょっと攻撃して日本近隣の太平洋を侵略したって、その後、数年もしたら、アメリカ本土は全く無傷なのだから、たくさんのアメリカ軍がたくさんの軍艦や飛行機や戦車を準備して大反撃してくることは、最初から目に見えていたはずなので、なんであんな無謀な戦争を国民の言論や政治活動を散々に弾圧している状態で当時の日本政府が始めたのか、私には本当に全く訳が分からないということです(つまり当時の日本政府は、言ってみれば、最初から日本人や植民地の人々に大自滅戦争というか、大自殺攻撃を強いたのではないかということです。なんだかんだ言って、あの北朝鮮ですら朝鮮戦争以降、まだ全面戦争はしていません)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年8月6日 7:04 PM, 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 経済 / 軍事



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