⑥「嫌なことは忘れる」、「必要ないことは一切したくない」というのが人間の性質であるので、そうした暗記の際には、「ゲームやマンガみたいに楽しくできないか」、とか、「今すぐ、それを使うエキサイトな体験はできないか」というような楽しさと必要性の観点から見直してみると、意外と簡単にかなりの暗記量をこなすことができるようになる
これはあまり指摘されない方法なのですが、人間は、自分が興味があることや必要性を迫られているような内容に関しては、別に覚えろと言われなくても自然と何でもかんでもよく記憶してゆくような傾向があるので、それゆえ何か自分が暗記しなくてはならないことがあったら、この際、それで何かゲームのような形で遊びながら学べる方法はないかとか、あるいは、たとえ入門的な形でもよいから、今すぐそれを使わざるを得なくなるような体験はできないかということを検討して実行してみると、意外と簡単にかなりの暗記量を自然自然のうちにこなせるようになるということが言えます。
⑦ただ時間がない場合には、もう覚えなくてもいいものは、思い切って捨ててしまい、次のテストや仕事で使う最低限のものだけに絞って、それを徹底的にマスターするという方法に切り替える必要がある場合もある
それから、これもあまり指摘されないのですが、勉強で暗記ものがあまりにもたくさんあった場合には、もう思い切って次のテストや仕事で使わなくてはならないものだけをセレクトして、それを徹底的にマスターすることにして、後の当分使いそうもないものは、とにかく後回しにして放っておくというような方法があります。
続く・・・(続きは、来週になります)
Cecye(セスィエ)