今回も前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。
「波動」ーこの宇宙にある、すべての存在をあらしめている創造主の生命エネルギー
まず「波動」とは、これは、単純明快、海面の波や、空気中を伝わる音や、物体の振動の延長線上のようなものとして、考えていただければ、それで、ほとんど合っているのですが、ただ、宇宙的な科学の目から見た「波動」というものを、ある程度、正しく理解しようとした場合には、それだけでは、全く不十分なので、それゆえ、宇宙的な科学においては、よく次のような二つの内容の説明することが、非常に多い、ということが言えます。
まず第一には、この宇宙に存在している、すべての存在は、その本質において、本当は、すべて波動そのもの、と言ってもよいような存在なのであり、また、その波動の種類やバリエーションによって、その存在の物質的な特徴、つまり、その存在の色や形や性質や状態といったものが、決められることになる、ということです。
第二には、この宇宙に存在している、すべての存在は、そうした波動を成立させている、この宇宙の創造主の生命エネルギーの中に浮かんでいる、一種の夢のような存在に過ぎない、ということです。
これは、一体、何を意味しているのかというと、まず第一の内容に関しては、この宇宙に存在している、すべての存在は、本当は、がっちりと硬い物質的な存在なのではなくて、先ほど述べたような、海の波や空気中の音や物体の振動のように、本当は、非常に柔らかく、漠然とした、あまり実体のない存在である、ということです。
それゆえ、そうした物質の波動そのものを、ある程度、意図的に変えることができれば、それによって、その物質の色や形や性質や状態というものを、ある程度、自由自在に変更することすら、本当は、可能である、ということです。
次に第二の内容に関しては、そうした、あらゆる存在が存在するための絶対的な前提としては、そうした存在が存在する所には、ほぼ確実に、目には見えない「エーテル」のようなエネルギーの媒体が、すべての宇宙空間を満たしていて、そして、そうしたエーテルのようなエネルギーの媒体が、非常に細かく、いろいろな種類やバリエーションの波動でもって、振動することによって、さまざまな存在というものを成り立たせている、ということです。
そして、そうした、すべての宇宙空間を満たしているエーテルのようなエネルギーの海というのは、まさしく、この宇宙の創造主の生命エネルギーそのものであった、ということなのです。
このように、宇宙的な科学においては、波動に関しては、大体、以上のような二つの内容を説明することが、非常に多い、ということが言えるでしょう。
Cecye(セスィエ)
2011年5月23日 9:09 PM, アセンション・シリーズ 4