Light Symbol

光の宇宙の要素と闇の宇宙の要素が混在した、全宇宙のひな形としての地球と、それを司る「表象の原理」 Part 3

「光の原理の宇宙」と「闇の原理の宇宙」と、それらの凝縮された、すべての体験ができる全宇宙のひな形としての地球

 もちろん、こうした宇宙間の生命活動の影響というのは、決して破壊や混乱ばかりをもたらすような悪いものばかりでなく、他の生命活動に対して、幸福や繁栄を与えるような良いものも当然たくさんある、ということになるのですが、こうした表象の原理から考えてみる限り、実は、この宇宙に存在するすべての生命存在というのは、基本的に「できるだけ最高の状態になるように自分の幸福を追求すると同時に、また、できるだけ最高の状態になるように自分以外の他の生命存在の幸福のために奉仕しなくてはならない」というような、この宇宙における絶対的な生命の存在原則、または、この宇宙における絶対的な生命の活動原則というものが、どうしても必然的に導き出されることになる、ということであるのです。

 ところが、みなさんの経験からもよく分かるように、この世界の実情というものを見てみれば、必ずしもいつも自分が最高に幸福の状態であるとは決して言えないし、また、必ずしもいつも自分が他の人々や他の動植物などに対して、決して最高の幸福を創り出せるような奉仕しているとは全く言えない、ということになるので、そうすると現在、この宇宙全体は、一体どのような状況になっているのか、というと、実は、お互いに全く相反するような二つの根本原理、つまり、まず第一には、「プラスの原理」、「足し算の原理」でもって運営されている「光の宇宙の世界」、つまり、一つ一つの生命体が生き生きとして、お互いに与え合い、生かし合いながら、自分自身も含めたすべての生命の最大限の幸福を追求しているような「光の原理」の世界と、第二には、その反対に、「マイナスの原理」、「引き算の原理」でもって運営されている「闇の宇宙の世界」、つまり、一つ一つの生命体が、お互いに奪い合い、破壊し合うことによって、できるだけ自分以外の周りのすべての生命の幸福を犠牲にしながら、ひたすら自分だけの幸福を追求しようとしているような「闇の原理」の世界の二つの宇宙の世界が、現在までの宇宙には、まるでお互いにしのぎを削るように争い合ったり、あるいは、その勢力をある程度お互いに均衡させながら存在し続けていた、ということになるのですが、これが前から何度も説明しているような、いわゆる、「高次元の光の宇宙領域」と「低次元の闇の宇宙領域」との違いであった、ということなのです。

 そうすると現在の地球や地球を含んだ太陽系や銀河系というのは、この宇宙全体から見ると、一体どのような場所であるのか、というと、かつての全宇宙を巻き込んだような「銀河大戦」や「大宇宙戦争」の時代とは違って、現在の時点における銀河系や太陽系というのは、それほど混乱しためちゃくちゃな場所であるということは決してないのですが、現在の段階においても霊的、あるいは、宇宙的な認識としては、特に私達の住んでいるこの地球に関しては、こうした「高次元の光の宇宙領域」と「低次元の闇の宇宙領域」の影響の両方が非常に混在した形で成立している、つまり、「光の宇宙の世界」と「闇の宇宙の世界」の、そのすべての凝縮されたエッセンスをすべてたっぷりと堪能できるような非常に稀な特殊な体験のできる特別なスポットとして、この宇宙全体においても、非常によくよく知られた有名な場所になっている、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年2月7日 9:22 PM, アセンション・シリーズ 2



«

»

おすすめ記事

過去の記事