今回は、前回に引き続き、物質世界、並びに、それ以外の異次元世界の空間に関する話の2回目になります。
2、多くの人々の発する、誤った集合想念のパワーによって、現在の地球周辺の時空間は、宇宙的に見ると、かなり特殊で歪んだ、異常な状態になっていた
第二には、これも、高次元宇宙も含めた、外宇宙の人々や生命達から、現在の地球の様子を見た場合に、非常に不思議に感じるような内容になるのですが、現在の地球で、非常に強く信仰されている宗教の中には、普通の宇宙的な常識から見ると、あまりにも、多くの人々が、強い信念のパワーを行使しすぎることによって、その人達自身や、その人達の身の回りの世界を、非常にがっちりとして、固まった状態の、いわゆる、私達が言うところの、非常に硬い「物質」の状態に固定するために活動しているのではないか、と思われるような宗教が、非常にたくさんある、ということなのです。
これも、少し難しいので、もう少し分かりやすく説明したいと思いますが、要するに、現在の私達の世界には、巷でよく言われているような、「信念の力」、とか、「自己実現の法則」、と呼ばれているような精神的な法則、つまり、自分のイメージや思念を、一つの目標に集中してゆくと、だんだん、その通りの現実が、実現するようになってゆく、というような精神的な法則のようなものがあるのですが、例えば、こうした精神的な法則を使って、何億人、何十億人というような、非常に多くの人々が、「自分達の身の回りの世界は、ものすごく硬くて、がっちりと固まっている」、とか、「世界は、ただ一つで、自分は、どこにも逃げることはできない」、とか、「超能力は、悪魔の力だから、普通の人には、絶対、使えない」、とか、「自分を救ってくれるのは、偉い神様や仏様だけで、自分には、絶対、何もできない」、などと、毎日のように、非常に強く念じたり、言葉に出して、自己暗示にかけたりして、それ以外の考えを、一切、打ち消して、否定するようなことばかりしていたら、一体、どうなるのか、ということを、具体的に考えてみると、非常に分かりやすいのですが、こうした、非常に多くの人々の集合想念の結集によって、この地球周辺の時空間の世界というのは、他の外宇宙に比べると、非常に硬くて、がっちりと固まっている上に、その上、そうした世界に住んでいる多くの人々は、なんと、自分自身の思念の力によって、自分自身の認識や能力を、かなり大きく自己制限してしまう、というような、非常に不思議な状況に陥ってしまっていた、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2010年11月3日 9:27 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密