しかし、たいてい、そこまで政治の世界に深く興味を持って、人生を送っている人は、それほどいないものなので、そうした政治のあり方について、かなりよく知っている人も、時々はいるかもしれないけれども、はっきり言ってしまうと、たいていの人は、選挙の時ぐらいは、それぞれの候補者や政党の公約や実績などにしっかり目を通して、自分が支持する候補者や政党を決めて、投票ぐらいはするけれども、それ以外は日々のニュースなどで、その時々の政治家や役人の言動を目にするだけで、それ以上は、そもそも自分の学業や仕事や生活がとても忙しいし大変なので、あまり深く知ろうとも関わろうともしないような状況になっていることが多いのではないか、と思われます。
そうすると人によっては、「自分がどこに投票しようが、大きな政治の動向にはあまり関係がないのではないか?」「そもそも何の効果があるのかもよくわからない選挙の投票なんて面倒臭いから、行かなくてもよいのではないか」などというような感じで投票を棄権してしまうこともあるようなのですが、これは先ほどの機械やネット企業のサービスなどの話に喩えると、「自分は疲れることや面倒臭いことは、なるべく機械に任せてしまうタイプなので、大事な選挙の機会ではあるのだが、政治の候補者や政党を選ぶことも面倒臭いので、今回はパスしてしまおう」などというような政治への態度ということになるのではないか、と思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2025年7月6日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー