多少、いろいろな話が前後してしまうかもしれないのですが、ここからは少しウクライナ情勢について、述べてみたいと思います。
欧米からウクライナへの様々な支援について
特に少し前ぐらいまでは、ウクライナのゼレンスキー大統領が、様々な機会に「この武器が足りない」「こういう支援がもっとあれば・・・」などと、あちこちで表明することが多かったので、世界中の国々の人々の中には、多少、小うるさい印象を持つようになってきた人々もいたようです。
しかし、ここでもう一度、冷静に考え直してみたいと思うのですが、これが例えば、ロシアのプーチン氏が言うように西側の諸国が、ウクライナを盛んに煽って、一方的に次々とたくさんの武器や資金を与えて、ロシアと対立させようとしているのであれば、確かにそうしたウクライナへの援助は、いくら欧米の国々の人々であっても、かなり嫌気が刺すような内容になったのではないか、と思われます。
ところが、実際の状況はそうではなくて、ウクライナの国民が、普通の正当な選挙できっちり選んだ政治指導者であるゼレンスキー大統領が、ロシアからの不当な侵略に対して、きっちり抵抗して、戦っているウクライナの人々の実際の状況に基づいて、「ウクライナを支援してくれている国々には、心から感謝しているのだが、我々の国の兵士が戦場に立って、ロシアのような軍事大国と戦うには、どうしてもこんな兵器や装備が要るんだ」「アメリカやヨーロッパの国々の軍事的な専門家に相談すると、こういう武器や装備で、こういう戦い方をすれば、なんとかうまくいくのではないかとアドバイスされたので、できれば、そういう支援をお願いしたい」などというように、何度もきっちりと表明して、そして、そうした様々な支援の要請に基づいて、欧米の国々を中心に、できるものから(それぞれの国々の実際の事情もあるので・・・)予算を出して、武器や支援を送っているという状況の方が、結局、多くの民主的な国々の人々の立場から見ると、よりわかりやすくて、透明性もあり、納得がいきやすいものになっているのではないか、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2023年11月8日 9:04 PM, おすすめ記事 / 政治 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化 / 軍事