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現在の世界の政治や経済の問題と、今後の展望について Part 37

 そうすると、たいてい普通の人間の感覚としては、「これは良い」「これはしっかりできている」「自分は優秀である」「もう十分に満たされている」などと感じた際には、程度は様々だと思うのですが、大きな安心感や満足感や幸福感や自己肯定感のような感覚を感じ、また逆に「これはダメだ」「これはまだできていない」「自分は劣っている」「まだ全然足りないようだ」などと感じた際には、同じように程度は様々だと思うのですが、何となく不安感や不足感や不幸な感覚や、否定的な感覚を感じることが多いのではないか、と思われます。

 はっきり言って、それぞれの物事や出来事に関しては、例えば、それを完全に他人事のように考えた場合、別にその人自身の快不快や幸不幸とは、まったく関係ないことも多いように思われます。

 ところが人間の感覚としては、そうした一つ一つの物事や出来不出来を楽しいとか、幸せであると感じたり、また、つまらないとか、不幸であると感じたりするような快不快や幸不幸の感覚があるものなので、そうした毎日の生活を積み重ねてゆく中で、たいていの人は、常にそうした快不快や幸不幸の感覚を味わい続けてゆくようなところがあるわけです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2023年2月16日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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