少し前の「政治問題と社会問題の違いについて Part 16」の辺りからの続きの文章を載せてゆきたいと思います。
二つめは、ところが日本では、バブル崩壊の辺りから、それまでの政治運営の仕方が、あまりうまくいかなくなって、長期的な不況に陥ってしまっただけでなく、また、政治家や官僚の汚職が続いて、官僚出身の政治家への信頼がかなり弱くなってきてしまったために、それまでのような官僚主導の省庁の運営ではなく、国民が選んだ政治家や、民間出身の優秀な人などが、そうした省庁の行政をしっかり監督して、あまり大きな不正や汚職が起きないように、そして、できるだけ民間の企業や、普通の市民の感覚に近い透明性やサービス精神や、成果や能力をきっちり評価できるような運営が求められるようになっていったようです。
Cecye(セスィエ)