今日で2022年も最後の日になりました。
みなさんは、今年一年をどのように過ごされましたか?
今年は、コロナ禍や、ロシアによるウクライナの侵攻、安倍元首相への銃撃事件や、その後の宗教問題の追及や、高いインフレなど、かなり大変なたくさんの事件や問題が起きた年となりました。
私も、今年の二月頃にロシアによるウクライナ侵攻が始まると、霊的には結構一緒に巻き込まれた状態になったので、特に最初の一ヶ月から三ヶ月頃を過ぎるまでは、霊的にその場所に一緒にいるような感じで、かなり大変な経験をしました(特に最初の一ヶ月ぐらいの間は、あまり寝てないですね。それくらいの状況だったので、必然的にブログに載せる文章の量が減ってしまいました)。
細かい状況は、あまり述べられないことが多いのですが、それで「そう言えば、自分はブログを書いてるじゃない。あれに一言載せておけばいいのか・・・」ということで、その時点でのロシアによるウクライナ侵攻についての私の考えを、とりあえず、短い文章で載せることにしました。
私の場合、霊的に浄化したり、癒してゆく作業が生じるので(つまり歴史的にそのまま、ずっと同じようなことが繰り返されていても仕方ないので・・・)、その時々のウクライナや、ロシアの状況に対して、霊的な浄化や癒しを行うことになりました。
はっきり言って、現在もロシアと言えば、海外の人々から見ると、良くも悪くも、ちょっとよくわからない言動をしてくる印象があったように思われるのですが、霊的に見ると、現在のロシアの人々の意識の塊以外に、それ以前のソ連やロシア帝国の時代の多くの人々の意識のブロックや、さらには、もっと以前の時代のロシア正教会や北方の諸民族や、古代のローマや、現代ではよくわからない巨人族や、異形の存在達の意識の働きかけや、それから現在の地球人からは、かなり大昔の時代になりますが、外宇宙の巨大宇宙帝国のような所からの霊的な働きかけもあったようなので(おそらく大昔に現在のロシアの辺りにコロニーを持っていたようです。ただし現在は、そうした宇宙勢力は、ほぼ滅亡してしまっていますが・・・)、結構、あの辺りの霊的な状況は、大混乱していたらしいことは、よくわかりました。
そうした霊的な浄化は、今も続いているのですが(あまり詳しいことは、そのまま載せられないことが多いのですが・・・)、特にここ数ヶ月ぐらいの間に私が強く感じた内容としては、以前は、共産主義に対しては、人類が考え出した理想世界建設運動の一種というような印象で、それほど悪いものでもなかったのですが(ただし以前からマルクスなどの共産主義の指導者達が、それほど聖人ではないことや、その経済理論が間違っているので、途中から経済政策がうまくいかなくなることぐらいは知っていましたが・・・)、共産主義的な思想であると、どうもずっとひどい陰謀を巡らしたり、かなりひどい暴力沙汰を行っていないといけなくなるらしい、ということがわかってきたので、はっきり言って、特に最近は、「もう今後の霊的な理想社会では、共産主義思想はない方がいいな」というような感覚をかなり強く持つようになってきました。
※確かに昔の資本主義の国々には、ひどいところはたくさんあったのですが、歴史の経過と共に、現在のそうした国々では、昔の社会主義的な政策は、もうすでにかなりたくさん実現されてしまった社会になってきています。
※中国の場合、結局、共産主義だけでは、いつまで経っても貧しいままなので、途中から資本主義を導入したように思われるのですが、経済的に豊かになったら、突然、資本主義の国々と対抗するなどというような政策を打ち出されても、これまで資本主義的な政策で国が豊かになってきたわけですし、おまけに現在の中国は、大きな景気後退を、何とかうまく回避しなくてはいけない経済局面に入っているようなので、私は中国の人々のためにも、また世界の国々の人々のためにも、あまり対立的な外交や軍事政策は打ち出さない方がよいのではないか、と感じています(現在の世界では、共産主義的な経済政策は、途中からうまくいかなくなることが、歴史的には、もうはっきりしていますので・・・)。
私自身としては、長期的にはロシアが、いちいち元西側諸国と対立して、市民の自由や人権を軽視するような国ではなく、外国の国々と平和共存の道を選び、市民の自由や人権を重んじ、また経済的、文化的にも繁栄した国となることを望んでいます。
現在、みなさんが生活しているこの世界では、なんだかんだ言っても、大きな世界大戦や世界的な大混乱にはなっていないのですが、しかし、この前のアメリカの大統領選挙でバイデン政権になっていなくて、そのままトランプ政権が続いていた場合には、正直言って、その後のアメリカの国内や世界の情勢は、かなりごちゃごちゃと混乱した状況になっていたように思われます。
もし、そうした世界中がかなり混乱した状況で、ロシアによるウクライナ侵攻が起きていた場合には、現在の世界は、かなり大変な状況になっていたのではないか、と思われます。
ですので、現在の地球が置かれた霊的な状況としては、いろいろ大変なことは起きていますが、現在のところ、何とか最悪の状況は、回避し続けているような状況になっているのではないか、というように思われます。
たいてい、どこの国でも増税は嫌がられることが多いと思うのですが、最近は日本の場合も、近隣の国々で予想外の軍事行動を起こしたり、大きな軍拡や挑発活動を行っているために、若干の増税を行ってでも、軍事力の向上を図って、軍事的な抑止力を上げざるを得ない状況になってしまったようです(仕方がなかった面はあるとは思うのですが、もう少し国民が理解しやすいように、丁寧にきっちり説明した方が良かったようには感じています)。
私や私の家族や周りの人々も、12月に入る前後ぐらいから、多少体調を崩しがちになってきたので(霊的に清めたり、癒しのエネルギーを送っているぐらいなので、今までは、あまりそういうことはなかったのですが・・・)、現在、世界的にそうした病気の気(精神的なエネルギー)は、かなり活発に働きかけてきているようです。
ここでは手短かにしか述べられないのですが、現在の地球は、霊的には多少不安定になってきていて、現在のような戦争や経済的な低迷ばかりでなく、様々な天変地異なども多少起きやすい状況になってきているようなので、かなり注意が必要になってきているようです。
私としては、悪い出来事は、少しでも起きないように、また良い出来事は、少しでも多く起きるように、今後も様々な霊的な仕事を積み重ねてゆこうと考えています。
現在の世界は、以前と比べると、かなり霊的な世界になってきているようなところがあるので、来年以降は、すべて自分の思い通りにならなくても、なるべく、それぞれの人が、自分自身の考えや意志を明確にして、いろいろな事に臨んでいった方がよいようです(そうしないと、良いか悪いかはともかくとして、信念の強い人の意志に引っ張られてゆきがちになってしまいやすいようです)。
今年も霊的にいろいろとサポートしてくれた方々には、心から感謝致します。
また、このブログを定期購読してくださった方々には、心より感謝致します。
それでは、みなさん、来年も良いお年を!
Cecye
Cecye(セスィエ)
2022年12月31日 1:03 PM, おすすめ記事 / お知らせ / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 政治 / 時間と空間の秘密 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化 / 経済
長期的には、平和で民主的で自由で豊かな幸福な人々が暮らす世界が、より大きく広がってゆけるように、しっかり連帯しながら努力し続けてゆくことが、とても大切である
それでは、霊的に見た場合、この世界は、いったい、どのような方向に向かって進んで行っているのか、というと、かなり簡単にまとめて述べると、現在の世界は、一方には、非常に平和で民主的で、多くの人々が、非常に自由で豊かな幸福な生活をしているような光の世界に向かってゆく世界の方向性と、もう一方には、果てしなく戦争や混乱が広がって、独裁制や全体主義的な政治体制の下、多くの人々が非常に不自由で貧しく、かなり不幸な暮らしをしている闇の世界に向かってゆく世界の方向性が、お互いに様々な場面でぶつかり合いながら、いったい、どちらが、この世界の主だった未来の方向性になってゆくのか、競い合っているように感じられます。
21世紀初頭の現在の世界は、戦乱や景気の低迷や、疫病や環境破壊などで、いろいろ混乱しているようなところがあるのですが、単純な未来予想を述べると、おそらく現在の人類が、少しずつではあっても、こうした課題をうまく乗り越えていった先には、なんだかんだ言っても、一方には、現在以上に平和で民主的で、多くの人々が非常に自由に豊かに幸福に暮らしている国々の世界と、もう一方には、戦争や混乱が広がって、独裁制や全体主義的な政治体制の下、多くの人々が非常に不自由で貧しく、かなり不幸な暮らしをしている国々の世界があって、現在の状況であると、そのどちらか一方の世界の領域が大きく増えたり、減ったりしてゆくような未来の世界の状況になってゆくのではないか、と思われます。
そうすると私達は、いったい、どのような選択肢をとるのが賢明なのか、というと、単純に言って、現在、わりと平和で民主的で自由で豊かな世界の国々に住む人々は、今後、数年から十数年ぐらいの間、そうした独裁制や全体主義的な政治体制の国々が、戦乱や混乱の世界を広げて、いかに現在以上に不自由で貧しく、不幸な人々を増やすような活動をしようとしてきたとしても、たとえ多少の我慢や不自由を強いられたとしても、忍耐強く、知恵深く、そうした平和で民主的で自由で豊かな国々の社会をしっかり連帯しながら守り、維持して、そして長期的には、そうした独裁制や全体主義的な政治体制の国々が、時間と共に、より平和で民主的で自由で豊かな幸福な人々が暮らす世界に変わってゆけるように、しっかり努力し、働きかけ続けてゆくことが、とても大切になるのではないか、というように思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月29日 9:03 PM, 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事
21世紀初頭の現在の世界では、「完全に理想的な世界共通のスタンダード」と呼べるような国の運営方法は、まだ見つかっていないので、現在も多くの国々では、様々な試行錯誤が続けられている
それでは、こうした現在の世界の状況において、いったい、どのようにすれば、大きな世界の破滅や混乱を起こさずに、少しでもより良い世界の状況を目指してゆけるのか、というと、現在の世界の国々の大まかな基調としては、だいたい次のような方向性を目指しているのではないか、と思われます。
現在の世界の大きな基調としては、一方には、民主制や自由主義や資本主義などを国の基調とした国々と、もう一方には、独裁制や専制主義や(前にも述べましたが、私はそうした国々の制度がすべて悪いとは考えていません)、共産主義や社会主義などを基調とする国々があって、さらにその間には、現在も様々な試行錯誤を繰り返しながら、何とか、より良い国の状態にしてゆきたいと考えている国々があるようです。
しかしながら、これまで様々な国の運営の試行錯誤を行われてきたけれども、21世紀初頭の現在の段階では、いまだに世界共通の最も最善のスタンダード的な国の運営方法の統一というのは、なかなか難しいし、実際のところ、ほぼ無理であると考えてもよいのではないか、というように思われます。
それというのは、そうしたそれぞれの国の主義主張というのは、現在の世界の様子を見てもある程度わかるように、はっきり言って、それぞれの国で一生懸命生きてきた何百万、何千万、何億もの人々にとっては、単なる国の主義主張というようなものではなく、その間の数年、数十年、場合によっては、百年近い年月の間、「自分達は、ずっと一生懸命、こうやって暮らしてきたんだ」「自分の国には、こんな王様や政治家がいて、こんな繁栄や衰退の歴史を経てゆく中で、自分は何とか、こんな仕事をして、子供を育て上げてきた」「外国にはたくさんいろいろな国があるらしいが、とりあえず今日も自分達は、こんな生活の営みをして生きてゆくしかないんだよな」などというような感じで、多くの人々の人生のかなり切実な体験の積み重ねの上に成り立っているようなところがあるからなのです。
そうすると、たとえ、どんな理想的な良い宗教や思想ややり方のようなものがあったとしても、「いや、うちの国には何もないので、とりあえず、毎日の生活だけで手一杯なんだ」「先進国の人々には当たり前でも、うちの国の大部分を占める農村だと、そんなやり方はとても無理だな」「正直言って、うちの国は、ちょっと荒れた感じの人達が多いので、そういう話は、なかなかわかってもらえないだろうな」、さらにもっとひどい状況になると、「うちの国で、そんなこと言ったら、どんな目に遭わされるか、わからないので、静かに黙っているしかない」などというような感じで、一見、どんなに非常に素晴らしい宗教や思想ややり方のようなものがあったとしても、そう簡単には、なかなか受け入れてゆけないような国々も、結構あったりするものなのです。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月27日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済
三つめは、それでは、こうした現在の世界の問題を踏まえて、今後の世界の経済体制では、いったい、どのような方向性が大事になってゆくのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。
1、現在の世界では、非常に平和で民主的で、多くの人々が非常に自由で豊かな幸福な世界を目指してゆく世界の方向性と、果てしなく戦争や混乱が広がって、多くの人々が、非常に不自由で貧しく不幸な世界を目指してゆく世界の方向性が、様々な場面でお互いにぶつかり合っている
21世紀初頭の現在の世界は、今から80年近く昔に起きた第二次世界大戦後に設立された「国連」や、先進国の国々などが中心になって、世界の主だった方向性を定めてゆくような体制になっているのですが、ところが先ほども述べたように、戦後80年近い時が流れてしまったために、現在の世界の状況というのは、そうした第二次世界大戦直後の時代と比べると、多くの国々の国力の関係や、実際の状況などの点で、かなり大きく変わってしまったところがあるわけです。
それゆえ例えば、第二次世界大戦直後の元々の国連のコンセプトとしては、「世界中の国々が、第二次世界大戦の大変な戦禍を経験したので、もう二度と再び戦争を始めるようなバカな国はないはずだ。だから当時の戦勝国が常任理事国として、国連のトップに君臨して、もし何か侵略戦争でも始める国が出てきたら、一致団結して、武力行使も辞さないような強力な圧力をかければ、今後、もう二度と世界規模の大戦争など起きるはずないだろう」というような考えに基づいて、当時の国連の仕組みが考えられたのではないか、と思われます。
ところが残念ながら、実際にはそうした歴史の流れにはならなくて、その数年後には米ソの冷戦が始まり、朝鮮戦争、ベトナム戦争などと様々な局地的な戦争が起きてゆくような歴史の流れになっていってゆきました。
その後、1980年代後半になると、ソ連は崩壊して、冷戦は終結したので、西側の国々が、そうした元共産圏の国々に様々な援助を行ったり、彼らを西側の国々の経済圏に取り入れて、世界は一つの大きな経済圏にまとまってゆくような流れになるように思われたのですが、残念ながら21世紀初頭の現在の辺りの時代になると、再び欧米の国々と、そうした元共産圏の一部の国々などとの間で、様々な形で対立が起きやすい状況になってきているようなところがあるわけです。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月26日 9:03 PM, 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 経済 / 軍事
少しの間、お休みします。
Cecye(セスィエ)
2022年12月20日 7:51 PM, お知らせ
それで現在の世界では、最近も一時的にかなり緊張した国際情勢になったことはあったのですが、多くの人々の非常に切実な努力や協力によって、一応、世界中の至る所で大戦争が起きるような事態は、何とかうまく回避してきているようなところがあります。
ですので、こうした現在の世界の状況において、なかば新たなスタンダードな国際関係の枠組みとして、定着しつつある行動指針というのは、要するに世界的な枠組みとして、基本的に自由貿易も、国や企業や人の自由な経済活動も大きく促進するような立場を取り続けてゆきたいのだが、そうした国際的な経済関係の過程において、途中から、そうした国際的な協力関係があるのをよいことにして、いつの間にか、そうした経済発展で得た資金や人材や資材や、最新の技術などを使って、あまりにも行きすぎた人権の弾圧や軍事力の強大化を図って、国内や周辺の国々の人々に大きな圧力をかけるようになってきたり、武力行使をちらつかせたり、さらに実際に何らかの軍事力の行使を行うようになってきた場合には、それまでの協力関係を大きく見直して、行きすぎた人権の弾圧や軍事力の拡大に使われる可能性のある資金や資源や製品や技術の流入や、自由な人や企業の活動は制限して、そうした国が、再び世界の秩序や平和を重んじた国の方向性にきっちり方向転換してもらうと共に、ましてや、絶対に行きすぎた人権の弾圧や冒険的な軍事力の行使など行えないようにするために、多くの国々の間でしっかり協力しながら、かなり断固とした対応をとることが、とても大事になってきているようなのです。
※特に民主主義国の場合、自分の国の政治家や政党が、そうした一部の国々との間で、多少緊張や負担を強いられるような政治的な態度をとらなくてはならなくなるだけでなく、また国民や企業の立場としても、経済活動や生活面で、多少大変になるような状況になり、その上、あまりにも大変な状況が起きているために、政治の世界において、様々な試行錯誤が必要になっているような状況であるとしても、自分の国の政治家や政党が、その時々において、常に最も最善の政治的な判断や行動をしっかりとっていると判断される場合には、国民の立場としては、選挙の際には、そうした政治家達をしっかり支持し続けてあげることが、とても大事になります。そうしないと政治や社会が、だんだん不安定になって、いつの間にか、とんでもない独裁者や軍閥に牛耳られるような政治体制になったり、また、そうした軍事的な国家から、安全を保障されるのではなく、いつの間にか軍事的に侵略されて、国民がもっとひどい生活を強いられるようになる可能性もあるので、こうしたことには、かなり細心の注意が必要になるのではないか、と思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月19日 9:03 PM, 予知、予言、未来予測 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事
②現在の世界の経済体制では、基本的に世界中の国々の自由な経済活動は大いに奨励されているのだが、ただし、行き過ぎた人権の弾圧や軍事力の行使を図ろうとした場合には、国際的な協調関係の下、かなり断固とした制裁が課されることが多い
二つめは、これは特にここ数十年ぐらいの間にだんだん問題になってきているような内容になるのですが、第二次世界大戦後の世界では、先ほどから述べているような国際的な協力関係の下で、1980年代末までは、米ソの冷戦があったり、また旧ソ連系の国々では、社会主義的な経済運営が行われていましたが、現在のアメリカやヨーロッパや日本などの国々を中心にたくさんの国々が、世界的な自由貿易による経済関係を築いていったので、そうした国々へ、たくさんの農産物や鉱物や原油や工業製品などが輸入されるようになっていったり、また逆にそうした国々から、たくさんのそうした物が輸出されるだけでなく、たくさんの資金や人や企業なども進出していったために、昔の時代では考えられないくらい非常に短期間の間に、次々と経済的に豊かになってゆく国々が現れるようになってゆきました。
ところが、そうして経済的に豊かになっていった国々の中には、時折、その国独自の宗教やイデオロギー的な立場や、国の体制や、他の国々との関係などから、行きすぎた人権の弾圧や軍事力の増強を大きく図るようになってゆくだけでなく、さらにはそうした軍事力をちらつかせて、他の国々を威嚇したり、衝突を巻き起こすようになって、大きな軍事的な脅威を与えるような国になっていってしまうことがあったわけです。
そうすると現在の世界では、そうした軍事的な問題が現実になった段階から、多くの国々の間で、これまでのそうした国との関係を大きく見直すようになり、最初は、たくさんの国々や国連などが中心に、そうした国家のあり方に対して、強く警告し、修正を図ろうとすることが多いのですが、それでもダメだと様々な輸出入の制限や、技術の移転や企業活動の制限や、外交関係の縮小を図ってゆくようになるわけです。
しかし、さらにその後、実際に他の国へ軍事侵攻を行って、現在の世界の平和と秩序を大きく踏みにじるような危険な行動に出て、止まらなくなってしまった場合には、たくさんの国々や国連などが中心となって、軍事介入も辞さないような、かなり強力な圧力をかけて、できるだけそうした戦争の拡大を防ごうとすることが多いようです。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月17日 9:03 PM, 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 経済 / 軍事
少しの間、お休みします。
Cecye(セスィエ)
2022年12月8日 7:51 PM, お知らせ
しかし、はっきり言ってしまうと、現在のウクライナ情勢を見てもある程度よくわかるように、当時の連合国側の国々の中にも、当時のソ連のように、途中から連合国側に鞍替えしていますが、よくよく冷静に調べ直してみると、最初は、どう考えてみても当時の枢軸国とほぼ同じような形で軍事侵攻を行なって、第二次世界大戦の戦端を開いていった国々もあったわけです(参考)。
そうすると現在の世界の状況から冷静に考え直してみた場合、いったい、どのようなことが言えるのか、というと、これは誰がどう考えてみても、はっきりしていることですが、確かに当時は、様々な事情から軍事的な侵略を行なっていた日本やドイツやイタリアなどの枢軸国側の国々であったとしても、戦後、約80年近くに渡り、その間、ずっと自由で民主的な政治運営を行なってきただけでなく、かつての侵略した国々に対しても、様々な謝罪や援助を行ってきたり、さらには世界中のたくさんの国々に対しても、たくさんの援助を行うと共に、他国に軍事的な脅威を与えないように非常に慎重な軍隊の運営を心がけたり、国連などにおいても国際間の平和と繁栄を非常に重視するような外交を行い続けてきた国々に関しては、そうした戦後、約80年近くに渡る、これまでの国家の営みから、国際的な位置づけを、かつての侵略国や敗戦国といった位置づけではなく、今日の世界の平和と繁栄に積極的に貢献している国際社会の代表的かつ模範的な国々として、しっかり評価し直すことが、とても大事になるのではないか、と思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月7日 9:04 PM, 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 経済 / 軍事
それでは、こうした現在の世界の状況について、いったい、どのようなことが言えるのか、というと、だいたい次のような二つのことが言えるのではないか、と思われます。
①第二次世界大戦当時、枢軸国であった日本やドイツやイタリアなどの国々については、戦後、約80年近くに渡り、世界の平和と繁栄に大きく貢献してきた経緯から、もうそろそろ現在の国際社会を代表する模範的な国々として、しっかり評価し直すことが必要になってきている
まず一つめは、2022年の今年は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う国連や国際社会の混乱が、非常に強く印象に残った年になりましたが、こうしたことからもよくわかるように、かつて、第二次世界大戦前後の様々な経緯から発足した現在の国連の体制では、その後の世界情勢の大きな変化に伴い、現在の世界の問題をうまく解決できなくなってきているところがあるようです。
それゆえ21世紀初頭の現在の世界の状況に合わせた、世界の問題をよりスムーズにうまく解決してゆけるような新しい国際関係の枠組みが、どうしても必要になってきているように思われます。
それでは、今から約80年近く昔に起きた第二次世界大戦は、いったい、どのような経緯で起きていったのか、というと、特に1929年の世界恐慌の後、国内に十分な資源や市場を持っていなかった当時のドイツや日本やイタリアのような国々が、経済的に大きく行き詰っていった結果、当時、広大な領土や植民地を持っていたアメリカやイギリスやフランスやソ連などの帝国主義の国々に軍事的に挑戦するような形で、だんだんエスカレートしていった経緯があったわけです。
それゆえ第二次世界大戦後は、当時の戦勝国の国々が中心となって、世界的な自由貿易体制をつくっていったり、また戦中、枢軸国であった国々の非軍事化や民主化を大きく推し進めるような形で、現在の国連を初めとするような様々な国際関係の枠組みが作られてゆきました。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2022年12月7日 9:03 PM, おすすめ記事 / 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 経済 / 軍事