4、現代のアメリカ合衆国は、21世紀初頭の現代の時代において、アメリカの人々も世界中の人々も一緒に平和に幸福に繁栄してゆけるような新たな価値観を模索すべきである
四つめは、これも多少難しい内容にはなるのですが、古代のイスラエルと言わず、たいてい世界中どこでも古代の世界であると、嘘をついて、相手を騙して陥れたり、他の人々の土地や財産を奪ったり、殺したり、レイプしたりするようなことが、時折、まるで当然の出来事のように記録されているように思われます。
ですので今日の世界でも、聖書の中の霊的なエッセンスのようなものは、十分通用するとは思うのですが、しかしながら、そうした古代の世界の出来事をいろいろな形で解釈して、現代の世界に無理やり当てはめようとしても、残念ながら現代の社会では、いろいろ倫理的に問題が生じるだけでなく、21世紀初頭の現代の世界において、全世界的な規模で多くの人々が、より平和に幸福に豊かに生きてゆけるような世界にしてゆこうとしているような世界の基調を、ほぼ完全に踏み外した言動になってしまうようなところがあるので、こうした価値観は、もうそろそろ、やめにした方がよいのではないか、ということなのです。
はっきり言って、現在の世界で最も影響力がある国の一つであるアメリカ合衆国が、ことあるごとに、こうした現代の世界の基調を大きく踏み外して、あっちでもズルする、こっちでも文句を言う、そっちでも反対の立場をとるなどというような先の政権のようなことをしているようになると、もう世界中で、それを真似するような国々が、あちこち出てきてしまうようになるので、そうした状況が続いてしまうと、たとえ世界的な戦争や恐慌や疫病や天変地異などのような大変なことが起きなくても、地球の文明そのものがバラバラに分裂して、全くまとまりがつかないような状況になっていってしまうのではないか、ということなのです。
ですので、現代のアメリカ人は、21世紀初頭の現代の世界において、ある程度、世界的な規模で多くの人々が一緒に共鳴できるような、アメリカの人々も世界中の人々も一緒に平和に幸福に繁栄できるような価値観に基づいて、個人の生活も、また企業や国家のあり方も見直してゆくような姿勢が、とても大事になるのではないか、と思われます。
Cecye(セスィエ)
2021年2月11日 9:03 PM, キリスト教 / ユダヤ教 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 軍事