3、物理的な原因による病気の症状と、霊的な原因であることが多い、一時的な病気の症状の違いについて
それから三つめは、霊的な原因による病気の症状についての話になるのですが、例えば、先ほど述べたような形で、突然、喉が痛くなったり、急に強く咳き込んでしまったりしたとします。
そうした際に、実際に物理的に肉体の病気が進行しているのであれば、普通は、それ以前から少しずつ喉に痛みが生じるようになっていたり、また病院で診(み)てもらえば、喉が赤く炎症を起こしている病気の症状が確認されたりするはずです。
ところが、霊的に何らかの病気を起こすような霊的な存在が憑依して、そうした病気の症状が表れている場合には、何らかの拍子に突然、強く咳き込んだり、喉の辺りが痛くなってきたとしても、まだ物理的には、それほど喉の炎症は進んでいないのに、そうした肉体の症状のようなものだけが出ていることが多いようなのです。
ですので、はっきり言って、肉体的な病気がそれほど進んでいないのに、何らかの理由で病気の霊的な存在が、喉から胸の辺りや全身に憑依しただけであるなら、その後、何らかの手段で、そうした霊的な憑依を取り除くことができれば、それ以降、それほど病気がひどくなることはないのですが、ところが、そうではなく、そうした霊的な憑依がずっと長く続いたままになってしまうと、肉体の状態としても、だんだん喉が赤く腫れて、炎症がひどくなって、物理的にも、きっちりと病気と診断されるような状況になってしまうようです。
そうすると、霊的な原因でそうした病気の症状が現れそうになっただけの場合には、例えば、風邪であれば、そうした風邪に対する早め早めのこの世的な対処をするか、あるいは、霊的にそうした風邪をもたらすような霊的な存在を早め早めに取り除くような対処をすれば、はっきり言って、そんなに大変な風邪の症状にはならずに済むようなところがあるわけです。
Cecye(セスィエ)
2020年11月28日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 自然、生命