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科学的な真理の信頼性と限界について Part 1

 最近はコロナ禍の影響もあって、「現在の科学が最も正しい」とか、「科学の発達によって、何もかも、すべて解決できるようになる」などというような考え方をする人は、多少、少なくなってきているかもしれないのですが、ここでは現在、多くの人々が、科学に対して、何となく考えがちであるが、よく考えてみると、本当は、それほど合っていないのではないか、と思われる内容について、幾つか述べてみたいと思います。

 

1、現在、当たり前になっている科学的な真理であっても、数十年後、数百年後の未来にまで、ずっとそのまま科学的な真理であり続けるとは限らない

 まず第一には、これは、ここ数十年の科学技術の発達の流れを知っている人であれば、たいてい、ほぼ、ご自分自身の体験として理解できるような内容になるのではないか、と思うのですが、確かに現在の地球の文明において、科学的な手段に基づく真理の探究は、最も客観的、かつ合理的で正しい、普遍的な真理を知るための方法ではあるのですが、ただ、科学的な真理の探究は、常にその時代、その時代の人類の社会のあり方や、科学技術のレベルに制約されてしまうものなので、それゆえ、科学的に発見され、証明された、現代のいかなる真理であったとしても、すべてがすべて絶対に正しいとは言い切れないし、また場合によっては、その後、数十年、数百年のさらなる科学の進歩の過程では、ひょっとすると何らかの理由に基づく誤解、もしくは間違いと認定さてしまうような科学的な真理も混ざっているかもしれないということなのです。

 これは前にも述べたことがありますが、21世紀初頭の現代、私達は、毎日、当たり前のように電気や電波などの科学技術の恩恵に預かることになっているのですが、ところが、今から百数十年前の時代には、各家庭に電線を引いたり、電波を使って、家中に照明をつけたり、テレビや携帯電話や、冷蔵庫や洗濯機のような便利な家電を使う生活の話は、まるで魔法のような、かなり半信半疑の目で見られていたようなのです。

 もちろん、そうした時代にも、飛行機や飛行船による世界旅行や、月世界旅行など、様々な未来の明るい生活を想像豊かに語る人々はいたのですが、ただ、たいてい、そうした人々の話は、現実に実現可能な話とはあまり思われずに、せいぜい空想上の夢物語のような扱いになっていたわけです。

 ですので、こうした百数十年前の世界と、現代の世界のあり様を比べてみると、ひょっとしたら、21世紀初頭の現代には、せいぜい想像の世界の中だけの話のように思われていることが、今から百数十年後の世界には、ごくごく当たり前の普通の日常生活になっているかもしれないし、また現代は、当たり前の科学的な真理や世間の常識のように言われていることが、そうした百数十年後の世界では、全く違う科学的な真理や世間の常識に置き換わっているかもしれないのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2020年10月5日 9:03 PM, おすすめ記事 / 予知、予言、未来予測 / 歴史 / 知恵、正しさ / 科学、テクノロジー



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