②国や民族や地域どうしのかなり根深い対立がある場合には、数十年単位の新しい文化や、食やファッションなどの地道な交流を続けてゆくことが、とても大事になる
二つめは、そうした形で、単なる個人どうしの仲違いだけではなく、もっと大きな国や民族や地域レベルで大きな仲違いが生じてしまっているような場合には、いくら、この世的な事実の確認や、科学的な裏付けや、双方の合理的な利益に基づいて、真摯な話し合いをしようとしたとしても、昔からよくある霊界物の書物に書かれている、それぞれの霊的世界の違いのように、「この霊界にいる霊達は、みんなこんな考え方をして、こんな行動をしているが、あちらの霊界にいる霊達は、みんな、また違った別の考え方をして、別の行動をしている」などというような感じで、はっきり言ってしまうと、普段、その国や民族や地域の中にはいない、よそ者のような人が、たとえ何を思い、何を言い、何をしたとしても、そうした人々の非常に強い信念のために、ほとんど大きな変化も起きないことが多いようなのです。
こうしたそれぞれの国や民族や地域などに関係する霊界というのは、歴史を遡れば遡るほど、それぞれの霊界ごとにかなり大きな違いがあったようなのですが、それでは、こうした場合、霊的には、いったいどのような対策をとればよいのか、というと、これはかなり時間がかかることも多いのですが、だいたい次のようなことが言えます。
まず簡単に言って、こうした国や民族や地域どうしの仲違いや対立が起きている場合には、たいてい霊的、異次元的には、そうした国や民族や地域などに、ほぼ完全にダブるようにして、そうした国や民族や地域特有の何らかの霊的な集合体が存在していることが多いようです。
これが近現代のような非常に移り変わりの激しい時代に生きていた人々の霊の集団であれば、わりと簡単にいろいろな変化に適用してゆきやすいようなところがあるのですが、ところが数百年前、数千年前に生きていた人々の霊の集団であった場合には、大昔の人々は、結構物分かりが悪い上に頑固で、その人特有の非常に強い信念を持っていた人々が多かったようなので、はっきり言ってしまうと、現代人的な科学的、合理主義的な話や、現実的な事実に照らした話をしようとしても、そう簡単には、なかなか受け入れてもらえないことが多いようなのです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2020年7月13日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化
