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知ることと人間の欲求の関係について Part 23

人間や生き物の中にある魂の欲求と、知的欲求の関係について

 それでは、こうした人間や生き物の中にある魂の欲求と、「様々なことを知りたい」というような知的な欲求には、いったいどのような関係があるのかというと、大まかに言うと、次のような三つのことが言えます。

 まず一つめは、これは誰でも単純に納得できるような内容になるのでしょうが、特に人間のような知的な生物というのは、何かを食べたり、服を着たり、住居を確保したりするような肉体的に生きるための生理的な欲求が、ある程度十分に満たされるようになると、それ以降は、何か自分が知らないことがあると、とにかく少しでもいいから知ってみたいとか、また、できれば単に知るだけでなく、自分がある程度、十分満足できる程度まで、しっかり納得してみたいとか、さらには自分も何らかのことが、十分にできるようになってみたいなどというように、ほぼ無限と言ってもよいような知的な欲求を、常に常に感じ続けるような性質があるということです。

 

 続く・・・

 

 Part 22に次の文章を追加しました。

※ただし、人間であっても、様々な生き物であっても、自分がとても不幸になった際には、幸福になりたいと思ったり、また自分以外の他の人々や生き物達がとても不幸になった際には、そうした人々や生き物達を幸福にしてあげたいと思うような、いわゆる「幸福欲求」のようなものが、しっかりあるようなところがあります。ところが、本来の意味で霊的に見ると、元々は、人間にしても、様々な生き物にしても、常に幸福であるのは、当たり前であったようなところがあるので、ここでは、こうした「幸福欲求」のようなものを、人間や様々な生き物の魂の欲求として説明するのは、控えることにしました。実際、五次元以上の高次元宇宙では、普通、みんな幸福であるのは当たり前のようなところがあるので、こうした幸福欲求のようなものは、魂の欲求としては、ほとんど感じられないようなところがあります。ただ、四次元以下の低次元宇宙では、様々な人々や生き物達から、「少しでも不幸を取り除いて、幸福になりたい」というような幸福欲求が、非常に強く感じられるのも事実です。

 

Cecye(セスィエ)

2017年3月21日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 知恵、正しさ



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