それから四つめは、これは少し変わった話になるのですが、人間の脳や神経系の働きとして、本人が感じたり、考えたりして意識活動しているのではなく、また今述べたような形で本人の魂がいろいろ感じたり、考えたりして意識活動しているのでもないような、何らかの第三者的な霊的存在が働きかけて本人の意識活動を助けるというか、補助するようなことがあります。
これは例えば、本人としては、この世的に普通全く知っているはずがないし、また魂的にも普通全く知っているはずがないと思われるにも関わらず、何らかの拍子に突然、そうした当人としては全く知るはずのことをまるでよく知っているかのように話し始めたり、あるいは、当人としては全く予想もしなかったようなことを突然、体の動作として行ってしまうような状況の際によく起きていることが多いのですが、大まかに言うと、次のような三つのことが言えます。
一つめは、これは代表的な例になるのですが、こうした文章をお読みの人であれば、よく知っている、いわゆる霊的に何らかの存在が乗り憑った形で様々なことを話したり、行ったりする霊現象のようなものがあげられます。
実は、こうした霊現象に近いことは、今日も世界中あちこちで起きていて、それが例えば、ライターの人があらかじめ、それほど深く考えを練っていたわけでもないのに、ペンで(最近だとワープロで)書き始めると、次から次へと映像や音声が目の前にありありと浮かぶような形でどんどん文章を書き進めてゆくような状況や、あるいは、スポーツ選手が本人としては、それほど深く考えて行動しているわけでもないのに、パッと瞬間的に次の行動を決めて、何らかの名プレーを決めるような状況があげられるのですが、こうしたケースの場合には、時々本人以外の何らかの霊的な存在が来て、一緒に様々な行為を行っていることがあります。
Cecye(セスィエ)
2015年10月28日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命