2、物質的に見た生命の数の概念と霊的に見た生命の数の概念の違いについて
第二には、これは少し不思議な話になるのですが、実は、生命というものには非常に不思議な性質があって、物質的に見た場合には、そこに一つの種があるとか、三つの生き物がいるという具合に明確に幾つの存在がいるというような認識ができるのですが、ところが霊的に見た場合には、それがかなりよくわからなくなってきて、物質的には確かにそこに一つの種があるように見えるけれど、霊的に見た場合には、そこには非常に無数にある植物の霊の代表のような存在がいるように見えるとか、物質的には確かに三つの生き物がいるように見えるけれど、霊的に見た場合には、本当は一つの霊存在が何らかの事情で三つの生き物として生きているように見えるというようなことが、本当にしょっちゅう起きているようなところがあるのです。
それでは、こうした数の概念が極めて把握しづらい霊的な生命というのは、本当に一つ、二つ、三つというような形で明確に数えることができないのかというと、これはかなり高次元的な物の見方になるのですが、高次元の世界から見ると、一見、この地上の世界にたくさんいるように見える生物であっても、わりと簡単に一つの生命体であると認識することができたり、あるいは、一見、この地上の世界に一つしかいないように見える生き物であっても、霊的に単にたくさんいるというような感覚のみならず、もっと正確な数の認識として、本当は312いるとか、だいたい2100ぐらいの生き物がいるなどというように、そうした高次元の世界から見た場合には、霊的な生命に関しても、「これは一つの生き物」、「これは三つの生き物」という具合に明確に数えることができるようなところがあるのです。
Cecye(セスィエ)
2015年10月12日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命