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コラム 急激な社会変化への改善策について

 これは、少し前に「ゼロ・ポイント以降の霊的な状況と注意点について」のところで書いた文章なのですが、少し本題から外れたので載せなかった文章になります。

 

急激な社会変化への改善策について

 現代の日本では、特に戦後、かなり急激に人口が増えただけでなく、社会全体がとてつもなく豊かになると共に、長寿化と都市への人口の集中と地方の過疎化が進んだので、少し前の時代にはあまり見られなかった社会の状況、つまり、国中どこもわりときっちりした感じで家や街並は整備されているのだが(現在では、だんだん廃れている所もありますが・・・)、それぞれの家の中をのぞくと、そこそこ豊かに生活してゆけるくらいの、それなりの物やお金はあって、また、テレビやラジオの賑やかな音はするけれども、心身に不安を抱えながら、一人で淋しく暮らしている、とか、経済上、健康上の問題を抱えた少人数の家族が、何とか仕事や家事や介護をしながら細々と生活している、というような状況が、だんだん増えてきているようです。

 私は、こうした場合、あまり無理に一人や二人といった少人数で暮らすような状況にしておくよりも、そうした人々を何らかの手段で、ある程度の人数、一緒にまとめて、生活させてしまった方が、それぞれの人の幸せや生きがいの観点から見ても、また、家事のような生活上の負担や、医療や介護サービスの観点から見ても、ずっと合理的かつ経済的に、より良い状態に保てるようになるのではないか、と考えています。

 例えば、ある程度の人数でまとまって、お互いに協力し合うような形で暮らしていた方が、それぞれの家の管理や、食事や洗濯や掃除といった家事も、ずっと簡単に合理的に楽しくできるでしょうし、また、医療や介護サービスも、点々と離れた遠い所をあちこち回るよりも、マンションや団地のような集合住宅をパッと一括で管理するような形の方が、ずっと簡単に少人数で安上がりにできるのではないでしょうか(ただし、それぞれの人のプライバシーや仕事や趣味などへの配慮は必要なのでしょうが・・・)。

 ただ、長期的には、似たような感じの人々ばかりで生活していると、だんだん飽きてきて、停滞した感じになってくることが予想されるので、できれば、ある程度、元気な人には、地域の幼稚園や学校や施設のような所で、準職員やボランティアのような形で働いてもらった方が、そうした人々に楽しさや生きがいを与えられるし、また、若い人々や他の人々にも良い影響が与えられると思うので、そうした人々が、あまり孤立した状況にならないような工夫は、とても重要だと考えております。

 

Cecye(セスィエ)

2014年11月1日 9:03 PM, コラム / 健康、医療 / 政治 / 社会、文化



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