知恵の獲得において大切なのは、「いったい、何が本当の事実で、何が本当の事実でないのか」ということを、一つ一つ丹念に調べてゆくところにある
これは、スピリチュアルな文章では、あまり言われないような話になるのですが、知恵の獲得において、とにもかくにも重要視されるのは、「いったい、何が実際の事実で、何が実際の事実でない、つまり、単なる幻想や思い込みのような話なのか」ということを、一つ一つ、しっかりと確認してゆくことなのではないか、ということです。
つまり、現在の科学の出発点というものを見てゆくと、古代、中世と、それまで非常に長い長い時代に渡って、政治家や宗教家が、かなり強い権力でもって、多くの人々に信じさせてきたような内容を、「それは、本当に事実なのか、それとも単なる迷信や勘違いに過ぎないような内容なのか」というように、一つ一つ丹念に調べては、明らかにしてゆく、というようなプロセスの繰り返しだったのではないか、ということなのです。
ですから、これは基本的には、物質的なことであろうが、霊的なことであろうが、全く同じなのではないか、と思われるような話になるのですが、要するに、もし、そこに「何かがあるらしい」とか、「何かが起きているらしい」というのであれば、それを良いとも悪いとも決めつけないような白紙の視点でもって、「実際には、いったい何があって、何がないのか」とか、「実際には、何が起きていて、何が起きていないのか」ということを調べてみて、その上で、もし何かがあるのであれば、「それは、いったい何なのか」、それから、もし何かが起きているのであれば、「それは、いったい何が起きているのか」ということを冷静に調べ直してみることが、とても重要なのではないか、ということなのです。
そうした目で見ると、今日の世の中では、たとえ、どんなにしっかりした有力な証拠があっても、「学歴のない知名度の低い人間が言っているから、それは偽物だ」とか、あるいは、よく調べてみれば、大した根拠もないのではないか、と思われるような話が、「それは王家の権威に関わるから、絶対に真実でないといけない」とか、「これは有名な学者が関わっている話なので、公の場では、絶対否定してはいけない」というような話になっていることが、意外と多かったりするものなのです。
ですから私は、知恵の獲得の出発点としては、何か新たな話を聞いた際には、「それは、本当に事実なのか、それとも、単なるいい加減な噂や迷信に過ぎないような話なのか」とか、「それは、本当に起きた出来事なのか、それとも、どこかの誰かが、何らかの理由で、でっち上げたデタラメなのか」ということを、一つ一つ丹念に調べてみてから、その上で、正しい真実は受け入れるけれども、そうでないものに関しては、まだ正確に分からない段階では、白とも黒とも決めつけずに保留の態度をとることと、それから、もし、かなり権威の置けそうなところの話であったとしても、その証拠が、今ひとつ信用できない場合には、基本的に「他人はどうあれ、自分としては、その話は受け入れない」というような態度をとることが、とても大切なのではないか、というように私は感じております。
追伸
最近も結構、闇の勢力の攻撃が多くて、ちょっと昔みたいに気軽に書けなくなって、またブログの雰囲気が時々重くなってしまって、辟易しているような感じです。
最近、対応に苦慮しているのは、何となく機械のような印象にも感じられるような結構、重くて硬い感じの、グーッと念力をかけてくるような感じのものになるのですが（多分、仮想現実型の異次元世界を作り出していた精神エネルギーの集合体のようなもので、これの救済と開放を現在進めております）、これは時々、コンピューターが不安定になったりするので、ちょっと厄介です（対応策は、前のページを参照してください）。
多分、現在の調子だと、今も全体的には、地球全体の波動は、だんだんすっきりして上昇していると思われるのですが、来月の後半ぐらいになると、もっと、かなりすっきりした状態になってゆくのではないか、と思います。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
