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ホームスクーリングについて Part 5

別に学校に行かなくても、今のところ、子供の人間関係上の問題は、全く発生していないが、むしろ逆に、学校に行っている子供の方が、常に不安を抱えがちで、少し引っ込み思案で、自信喪失の傾向があるように見受けられる

 ただ、ホームスクーリングにすると、人間関係が、全く苦手な子供になる可能性があるのではないか、というような心配があると思うのですが、私が見る限り、それは、全く正反対で、逆に学校に言っている子供の方が、大勢の人の前で、自分の意見を言うことを、極度に嫌がったり、身の回りの人に対して、すぐに、その人が、自分より上か下か、ということを気にして、優越感や劣等感をもったり、自分と似た人とばかり付き合うような傾向があるように見受けられるので、これは、まさしく、前に述べたような集団不幸教の弊害だな、というような印象を持っております。

 つまり、学校に行っていないと、「常に、人間には、上下がある」、とか、「常に、自分は、誰かから、一方的に評価されたり、監視されたりしている」、というような緊張感や圧迫感が、ほとんどないので、他の人と接する時にも、特に臆することもなければ、いびつになることもなく、また、その反対に、特に偉ぶることもなければ、他の人に対して、いじめるような態度をとることも全くない、というような、わりと、いつも精神的に穏やかで、落ち着いた状態で過ごすことができるようになる、ということなのです。

 ただ、うちの場合は、何人か兄弟姉妹がいたので、そうした人間関係が築けたのかもしれない、と考えることも出来るので、もし兄弟、姉妹がいなくて、一人っ子であるような家庭においては、何らかの形で、同じような状況の、同じくらいの年齢の友達を、親が手配してあげた方が、よいのかもしれません(ただ、これは、ある程度、同じような教育方針になっていて、子供の相性が合えば、という程度で良いのではないでしょうか)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年5月14日 8:22 PM, 教育



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