2、現在、世界的に経済全体の方向性が、単に生活のために働くような経済の方向性から、多くの人々のために社会貢献し、奉仕するような経済の方向性に移り変わってゆきつつある
第二には、これは、現代でも、もうすでに、たくさん起き始めていることであるのですが、特に経済の発達した先進国などにおいては、一部の人々は、単に自分の生活のためだけに働く、ということ自体には、もうほとんど、何の魅力も意義も見いだせなくなってきていて、そうではないような、例えば、決して、大金持ちや大成功者にはなれないかもしれないけれど、精神的には、すごく満足感や充実感が得られるような、さまざまなボランティアや福祉的な仕事に、だんだん好んで就くようになってきている、ということなのです。
これは、経済全体の方向性というのが、一昔前の時代のように、とにもかくにも、「経済的に自立するために働く」、とか、「食べるため、稼ぐために働く」、というような、お金の獲得中心の方向性ではなく、その反対に、「誰かのために奉仕するために働く」、とか、「誰かが食べれるように、自立できるようにケアするために働く」、というような社会貢献や奉仕のために働く、というような、つまり、もっとはっきり言うと、お金を与えるために働くような方向性に、現在、だんだん全世界的にシフトしてゆきつつある、ということなのです。
ですから、もう少し先の時代になると、これまでの時代のように、多くの人々が、お金の獲得、つまり、「いろいろな生活必需品の獲得やリッチな生活の実現のために働く」、というような経済の方向性というのは、だんだん行き詰まり、廃れてゆくようになってゆき、そして、その反対に、多くの人々が、何らかの社会貢献や奉仕のために働く、というような、つまり、「少しでも貧しい不幸な人々を減らす」、とか、「少しでも不便で不快な生活状態を改善する」、というような、よりはっきり言うと、まるで、多くの人々に、お金を配ってゆくような経済の方向性に、大きく転換してゆくことになってゆく、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年3月12日 9:12 PM, アセンション後の世界 / 政治 / 社会、文化 / 経済