今回も前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋した内容になります。
世界中の歴史を学んだり、調べたりしていると、学校やアカデミズムで、一般に教えているような歴史の内容とは、全く相反する、訳の分からない逸話や伝説のようなものや、あるいは、その物的証拠であるオーパーツのようなものが、次から次へと出てくることになるので、こうした歴史を学んだり、調べているような人は、「この人物や、この時代の、この話は理解できるのだけれど、それに関する、この別の話は、全く意味不明だな」、とか、「なんで、後から後から、絶対に正しい真実であると、みんなに思われていたような歴史を覆すような大発見が出てくるのかな」、などというような感想を持つことが、非常に多いのですが、それもそのはずで、宇宙広しと言えども、とにもかくにも、この地球の歴史というのは、同じような時代の、同じような地域に、少しずつ異なる、あるいは、かなり大きく異なる複数の歴史が、何度も何度も繰り返し展開された、ということで、非常に有名な所であるからなのです。
ですから、実は、普通の現代人が持つような歴史認識とは相反して、地球の歴史においては、同じような時代の、同じような地域に、よく似てはいるが、全く別のシナリオの歴史が、何度も何度も繰り返し展開していることが多いので、そのたびに、少しずつ違った歴史の逸話や伝説が発生することになっていったり、あるいは、その物的証拠の数々が、次々と残るような、非常に混乱した事態になってしまっていたり、さらには、これは、現代人にとっては、もっともっと、ほとんど意味不明の内容である、と私も思うのですが、実は、次から次へと歴史を覆すような大発見があるのではなく、その時間の時点において、すでに変化してしまった過去の歴史が反映されて、次から次へと、現在の過去、あるいは、未来の過去における歴史の新たな逸話や伝説や、その遺物が発見されるようなことすら、本当は、いくらでもある、というのが、こうした非常に不安定な時空間の実態に基づいた、本当の歴史認識になってくる、ということなのです。
このような立場に立つと、はっきり言って、現代の歴史学や考古学は、ほとんど、そのそもそもの立脚点や根拠を失うような大変な事態になってしまう、ということになるのですが、ところが、それ以上に大変な状況になっていたのが、これまでの地球の時空間の状態だったのであり、それゆえ、今回のアセンションにおいては、こうした地球周辺の時空間の大混乱や大交錯が、基本的に収拾の方向に向かうと同時に、これは、また別の機会に述べたいと思うのですが、宇宙全体の時空間の根本矛盾に関する大問題の解消が図られることが、現時点の段階においては、ほぼ確実な未来の予測として確定しているような状況になっている、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年2月14日 9:24 PM, アセンション・シリーズ 2