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霊的に見た日本の神道について Part 4

4、神道のルーツについて

 さて、それでは、今度は見方を変えて、現在の神道のルーツとは何なのか、ということについて、考えてみたいと思うのですが、私が霊的に調べるに、だいたい、大きく6〜7個ぐらいのルーツがあるように思われます。

 まず一つめは、これは今日でもよく知られている現在の天皇制に連なる、つまり、昔の王制の宗教的な正当化のために作られた神道になります。

 これは日本の神話から単純に推測する限り、昔からの言い伝えや迷信や、さまざまな為政者の思惑が入り交じったような、宗教としては、一種独特のかなり不思議な内容になっているのですが、ただ、おそらく、長い年月の間の宗教の実態としては、そうした古くからの日本の神話も、ある程度は残しているけれども、実際には、仏教や儒教や道教といった、その時代時代の価値観や流行りをうまく取り入れながら、元々のルーツとされる神話の話とはかなり違った宗教的な営みを続けてきたのではないか、というように私は感じております。

 ただ、先ほどから述べているように、現在多くの人々が、これが「神道」と認識しているような神道は、実際には、それほど起源は古くなくて、おそらく、明治時代の中頃ぐらいまでに、当時の国家体制の正当化のために、かなり強引に国家規模で統一をかけたものだったのではないか、というように私は感じています。

 二つめは、これは、今日でもスピリチュアルな世界では、かなりの確信を持って、あちこちで語られているような話になるのですが、要するに、いにしえの日本には、現在の日本の歴史とは全く異なる別の王朝や文明があって、その後、何らかの理由で完全に途絶えてしまったのだが、その後も細々と、その当時の信仰のあり方を伝えているものもあるのではないか、というような霊的な系譜になります。

 ただ、こうしたケースの場合、元々の実話とは、後世、かなり違ったデタラメな話が伝わっていたり、また、元々は、ただ一つの神仏のような存在を意図的に名前や個性を変えて、あちこちにバラバラに祭ったりしているケースもあるので、現代人から見ると、かなり分かりづらいようです。

 三つめは、これはかなり問題があるのですが、前にも何度か述べたように、古代の日本に、計画的にたくさんの遺跡を残しては、「考古学の発達する20世紀ぐらいの人間は、どうしても、こう考えざるを得なくなるはずだ」、というように、意図的に歴史のねつ造を行っていたケースがあります。

 こうしたケースの場合、学問的には、かなりしっかりした裏付けが取れるのですが(中には、近現代の一部の学者や政府関係者の間ででっち上げた話もあると思われます)、ある程度、霊的な能力や直感のある人々から見ると、「なんか変だな?」、とか、「こんなもの、本当にあったのかな?」、などというように、結構、疑問を持って見られていることが多いように感じられます(みなさんも子供の頃、そんな直感を感じたことはなかったですか?)。

 それから四つ目は、これは現代人からすると、かなり意外な話になるのですが、実は、古代の日本には、かなり大規模な宇宙人のコロニーのようなものがあったので、一部の神道の中には、そうした宇宙人達の信仰形態を連綿と伝えていたものもあったように思われます。

 こうした場所はその後の経緯で、現在、非常に波動の澄み切った由緒ある寺社のある場所や、非常に風光明媚な観光地として知られているか、あるいは、その反対に、あまり人が訪れないような、何となく波動的に歪んだ感じがする荒々しい場所になっていることが多いようです。

 五つ目は、これも現代人から見ると、かなり不思議なのですが、日本の古くからの宗教の中には、ユダヤ教やキリスト教やゾロアスター教と関係が深かったものも結構あります。

 そして、これはもっと不思議な話になるのですが、実は、古代の日本の宗教の中には、良い意味でも悪い意味でも、現代の日本や外国の影響を受けて成立していたものもありました。

 それから、こうしたもの以外では、日本の歴史の中でも、特に大きな時代の変わり目であった江戸時代の末頃から現代の辺りの時代にかけて、天界からの様々な働きかけによって成立してきた、幾つかの新宗教の流れもあります(残念ながら、すべてがそうとは言いかねるのですが・・・)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年10月14日 9:02 PM, 歴史 / 神道



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