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常に感謝の心を忘れない Part 10

⑥自分自身の幸福を、ある程度しっかり守りながら、自分の身の回りの人々や生き物達に愛の実践をしてゆく

 六つめは、これも、あまり考えたことのある人は、少ないかもしれないのですが、手短かに言うと、愛や感謝の生活というのは、どうも簡単にバランスを崩しやすい問題があるようなので、一人一人の人が、まずはある程度、自分自身の幸福を確保できたら、日頃会うような自分の身の回りの人々や生き物達からで構わないので、あまり自分自身が、不幸にならないように注意しながら、周りの人々や生き物達を幸福にするために、元気のなさそうな人には、気軽に挨拶して、話しかけてみるとか、ちょっと相手が、楽しく幸せになれるような一言や行為をしてみてあげるとか、にこやかに微笑んで接するとか、身近な人々なら、優しく抱きしめてあげる、というような身近な愛の実践をしてあげることが、とてもとても大切です。

 「愛の実践」というと、何か大問題で苦労している人や、どこか遠くの人々に助けの手を差し伸べるような、結構、大変なことのように認識している人が多いようなのですが、実際の世の中を見ると、そうしたことよりも、現在の自分に身近な人々や生き物達との関係、あるいは、普段、自分が身近に世話したり、接するような人々や生き物達との関係での、ちょっとした触れ合いや些細な出来事の良し悪しによって、そこにいる人々が幸せになるか、あるいは、不幸になるか、ということが、如実に決まってゆくようなところがあるのです。

 つまり、ある程度、自分自身の生活の安定や幸福や豊かさを確保しているような人々が、そうした人々の周りの人々や生き物達を、より幸せに豊かに過ごせるように、日々、さりげない所から気を使い、優しく親切に世話したり、サービスしたりしながら、一緒に豊かで楽しい毎日を過ごせるような社会を築くことが、まずは、幸福な国や社会の第一歩になるということなのです(参考)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年11月7日 9:01 PM, 宗教、道徳 / 愛について



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