６、素直な心で生きることは、霊的、精神的には、非常に大切なことであるが、だからと言って、単純に馬鹿正直に生きるようなことをしていると、とんでもない災難に見舞われることがあるので、注意が必要である
第六には、人間が、人として、正しく生きるために「素直な心を持つ」ということは、とても大切なことなのですが、だからと言って、それが行き過ぎて、あまりに馬鹿正直に生きようとしていると、とんでもない災いに巻き込まれることがあるので、注意が必要であるということです。
こうした素直な心を持つことは、宗教的には、非常に奨励されることが多いのですが、ところが、現実の私達の社会では、こうした素直一辺倒の生き方をしていると、とんでもない災難に見舞われることが、実際、非常に多いということなのです。
ですから私は、波動を精妙に高めるために、素直な心を持つというのは、せいぜい、何でもかんでも物事を勝手に決めつけては、すぐによくわかったような気分に浸ってしまうような、自分勝手な独りよがりの見方をせずに、他の人の気持ちや言い分も、しっかりと汲（く）んで、あまり独りよがりの見方に陥らないように十分に注意するとか、あるいは、すぐにカッカと怒ったり、怒鳴り散らすような慌ただしく荒々しい精神状態にならずに、常にできるだけ冷静で、平安な幸福な精神状態を維持するように心掛けるというような意味で理解することが、とても大切なのではないか、というように考えております。
ところが、そうした素直な心を持つということを、単純に「何でもかんでも馬鹿正直に生きていれば、それで良いのだ」などというような考え方で捉えてしまうと、世の中というのは、結構怖いもので、自分としては全く思いもよらぬような、とんでもない詐欺師のような人物に騙されるような目に遭ったり、あるいは、そうした素直な性質を悪用されて、とんでもない悪事に利用されたり、ほとんど、ただ働き同然の無意味なボランティアのようなものに利用されることもあるので、こうしたことには、結構、注意が必要なのではないか、ということなのです。
このように素直な心で生きるということは、霊的、あるいは、精神的には、かなり奨励されるようなところがあるにも関わらず、気をつけておかないと、実際の世の中では、自分としては、全く思いもよらないような災難に見舞われることがあるので、非常に注意が必要であるということが言えるでしょう。
追伸
１０時頃、もう一つアップします。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2011年3月16日 9:01 PM, Ｑ＆Ａ / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観
