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「かぐや姫」の伝説について Part 1

 先日、私の所に、かなり変わった質問が来ていたのですが、今回は少し気分転換に、昔話についての、ちょっと変わったスピリチュアルな解説を試みてみたいと思います。

 それは、「かぐや姫の話は、本当はどうだったのか」、というような話です。

 スピリチュアルな話の醍醐味は、何と言っても、学問でも、科学でも、絶対に相手にしてくれないような不思議極まる話を扱えることなので、今回は、少し気分転換程度にお話してみたいと思います。

 

 「かぐや姫」の話は、日本では、80年代に大きな宇宙船が登場する大作映画が上映されていたりしたので(私も昔、テレビで観ました)、こうした話を聞くと、「これは、宇宙人が関係する話かもしれない」、などと、いろいろ想像を膨らませている人もいるかもしれません。

 霊的に調べてみると、だいたい次のようなことが言えるようです。

 

 まず最初に、どうも実際の話とは、かなり違っているところもあるようなのですが、日本の平安時代の頃に、「月からの使者」と名乗る宇宙からの訪問者が、当時の都の近辺を訪れていたのは、確かに歴史的な事実のようです。

 これは日本だけではなくて、当時のヨーロッパ(多分、現在のフランスの辺り)と、中近東の辺りと、現在のアメリカ合衆国の辺りなど、世界の各地にも同じように訪れていたように思われます。

 それでは、いったい、どのような形で来ていたのか、というと、これは、現代人からすると、とても不思議な話になるのですが、現代だと、「クラウド・シップ」といって、雲の形をした巨大UFOのようなものが、時折、見られるようなのですが、それと少し似ている巨大な、まばゆく光り輝く棒のような形をした、いわゆる、「ライト・シップ」、もしくは、「ビーム・シップ」のようなタイプの不思議な乗り物で来ていたように思われます。

 それが、空に浮かぶ、大きな光の棒状の物体に見えたので(つまり、葉巻型UFOが、光の塊に見えているような感じです)、それが後々、大きな光る竹のように言われたのかもしれません。

 とにかく、そうした空に浮かぶ大きな光の棒状の乗り物から、わりと小柄の美しい女性が、当時の都から少し離れた辺ぴな村のような所に降りてきたようです。

 その後、その小さな女性は、なぜか、わりと短期間のうちに、少女ぐらいの大きさに成長してゆき(それほど大柄ではなかったように思われます)、ちょっと天才肌のさまざまな不思議な能力を示したようです。

 

 それでは、彼女は、いったい、何をした人物だったのか、というと、これは、おそらく、当時の権力者の都合で、もみ消されてしまったのでしょうが、当時の権力者の人々が、古代から伝わっていた「月」に関係する聖地のような場所を穢して(というか、大々的に壊して)、たくさんの土砂で埋め立てようとしていたので、それに対して、「それは、日本の本当に由緒ある神聖な歴史をなし崩しにする行為なので、やめなさい」、ということと、「もし、それを無理やり行った場合には、その後、朝廷(当時は、天朝とか言ってたようです)は、日本の由緒ある神々の怒りで、政治の世界では、影の世界に追いやられることになるだろう」、というような、天界からの一種の警告のようなことを伝えていたようです。

 ところが、そうした警告は全く聞き入れられず、当時の朝廷は、無理やり、そうした暴挙を大々的に行ったために、以後、政局は極めて不安定になり、やがて、幾多の戦乱や混乱の果てに、武士の世に移行してゆくと、その後、朝廷は、700年近く、武士の世の影で身を狭めて、細々と続いてゆくような歴史の流れになっていったようです。

※現代の伝説だと、どちらかと言うと、かぐや姫の側に何らかのカルマがあって、地上に降りてきたような話になっているようなのですが、実際はその反対で、かぐや姫のモデルとなった女性は、当時の朝廷の人々に対して、彼らのみならず、未来の世の人々に大きなマイナスのカルマの負荷がかかるのを、あらかじめ、かなり強い調子で警告するような立場に立っていたように思われます。

※国家権力が、ものすごく強かった昔の書物には、こうした形で都合の悪い話は、完全に記録から消し去ったり、何でもひっくり返して伝えているような話が、ごろごろあるものです。それと現代の歴史学の元になっている紙の記録は、長い年月の間に何度も書き写して、残されたものがほとんどなので、正直言って、年代的にあまりに古い大昔の紙の記録は、よほどの確証がない限りは、それほど強く信頼できるものでないことは、よくよく頭のうちに留めて、歴史を知るべきだと思います(昔の紙は、とても貴重なので、いったい誰がどんな目的で、そうした膨大な記録を書き写し、何百年にも渡って、保存し続けようとしたか、ということぐらいは、よくよく冷静に考え直してみるべきです)。それから、木造の建物は、最低でも数十年置きに修復、改築を繰り返さないと持たないものなので、これも歴史的には、それほど強く信頼すべきものではないと思います。

※多分、かぐや姫の元のモデルになった女性は、当時は、「かぐや」ではなくて、彼女が来た月世界の意味も兼ねて、「ケイ(Kei)」というような名前で呼ばれていたように思われます。

 

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 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年9月14日 9:07 PM, おすすめ記事 / コラム / 宇宙文明、古代文明 / 歴史



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