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ロシアの歴史観について Part 1

 現在のロシアの公式の歴史観では、1941年に突如、当時のナチス・ドイツから不当な侵略を受けて、大きな被害を受けたにも関わらず、最終的には、当時のソビエト国民の一致団結した努力によって、当時のナチス・ドイツを打ち負かした、というような話になっているようです。

 しかし実際には、前にも詳しく述べたように1939年に当時のソ連は、当時のナチス・ドイツと秘密協定を結んで、当時のポーランドなど東ヨーロッパの国々に、当時のナチス・ドイツと一緒に散々侵略や虐殺などに明け暮れていたのだが、だんだん不仲となり、やがて当時のナチス・ドイツから大規模な侵攻を受けると、その後、非常に大きな被害を出しながらも、当時のアメリカやイギリスなどの連合国からの大きな支援を受けながら一緒に、当時のナチス・ドイツを打ち負かした、というような歴史の流れだったわけです(参考)。

 それで現在のロシアも、隣国のウクライナに軍事侵攻しているわけなのですが、ところで、ここで、もし仮にこれまでアメリカやヨーロッパなどの国々がウクライナに何の軍事支援もせずにロシアが、ウクライナの侵略に成功していた状況を推測してみたいと思うのですが、そうすると現在のロシアでは、以前からウクライナやヨーロッパなどの国々に対して、かなり強い偏見や反感を持っていたようなので、おそらく、そうした場合には、ロシア占領下のウクライナでは、泥沼の混乱が始まると共に、さらにその後もロシアは、戦争の矛先をうまく収めることができずに、隣接するヨーロッパの国々やアメリカなどと軍事的にかなり対立した状況に陥るシナリオも十分ありえたわけです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2023年12月7日 9:03 PM, おすすめ記事 / 予知、予言、未来予測 / 教育 / 歴史 / 社会、文化 / 軍事



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