Light Symbol

ゼロ・ポイント以降の霊的な注意点について Part 26

 四つめは、これは、多少、一つめの方法と似た瞑想的な方法になるのですが、もし自分の心が乱れがちで、なかなか落ち着かなくて、すぐにイライラしたり、落ち込んだりしがちな際には、普段、心を穏やかに精妙にすることに用いているような瞑想的な手法を使って、あえて、自分の意識の中の、最も精妙でない、暗く落ち着かない部分に、一定時間、意識的にフォーカスすることによって、自分の精神の落ち着きや安定性を取り戻す方法があります。

 つまり、普段のような明るい幸せな精神状態を維持できないと思われた際には、思い切って、「自分が最も怖れている、あるいは、最も嫌だと思っているものは、何なのか」、とか、「それは、いったい、どのような状況で、どのような精神状態なのか」、ということを、瞑想的な手法を使って、はっきりさせることで、かえって、自分の精神状態を、それほど暗くない、わりと落ち着いた平静なものに戻すことができるのではないか、ということです。

 要するに、霊的には、常に自分の意識を澄まして、最も精妙かつ幸福な状態で生きることが最も望ましいのですが、普段の学業や仕事や生活では、そうした状況に合わせて、最も物質世界に適応した意識状態で生き、さらに、もし、そうした生活の中で、なかなか自分の意識の穏やかさを維持できない状況になった場合には、思い切って、ある程度、時間を区切って、自分の意識の中のダークな側面を、しっかり正直に見るようにしてゆくことが大切なのではないか、ということなのです。

 長期的には、アセンションの過程で、自分の意識の中のダークな部分は、だんだん解消され、消えてゆき、良い部分だけが残り、悪い部分は消えてゆくと思われるのですが、現在の時点において、もし、そう簡単には、なかなか霊的に穏やかな精妙な状態には、なりきれないと思われた場合には、そうした瞑想的な手法を使って、逆に自分の中のダークな側面を見てみるようなことも必要かもしれない、ということです。

 特にゼロ・ポイントの過程で、自分が精神的に不安定になった時の対策としては、だいたい、以上のような四つのことがあげられるのですが、基本的には、いつも、これらの文章で述べているような、霊的に穏やかで精妙な精神状態を保つことが、最も大切であると思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年6月13日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / ゼロ・ポイント以降の霊的な注意点について / 瞑想



«

»

おすすめ記事

過去の記事