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現在の世界の政治や経済の問題と、今後の展望について Part 1

 みなさんもよくご存知のように現在の世界では、日本だけでなく世界中のたくさんの国々で、様々な物の値段や、ガソリンやガス、電気などのエネルギーの値段が上がり続けていて、普通の庶民の生活に非常に大きな負担を与えるような状況になっています。

 こうした世界全体のインフレについての細かな説明は、もう十分に世間の報道でされているようなので、ここでは割愛したいと思うのですが、今回から何回かにわたって、こうした現在の世界の政治や経済の問題や、今後の展望について、幾つかの観点から述べてゆきたいと思います。

 

現在のような急激かつ過度なインフレは別として、現在の世界の国々の経済運営では、基本的にある程度のインフレ基調はよしとしているようなところがある

 ここ数十年の日本の社会では、基本的に常に物価やエネルギーの価格は下がり続けるようなデフレの社会だったので、現在の、特にロシアのウクライナ侵攻の影響による、日本だけでなく世界全体での物価やエネルギー価格の上昇は、現在の日本人には、非常に大きな衝撃と生活上の困難をもたらしているのではないか、と思われます。

 しかし経済的な目で見ると、現在のような急激かつ過度なインフレは別として、たいてい、その国や地域の経済が発展してゆく際には、程度の差はありますが、基本的に物やエネルギーの価格が多少上がり続けるような社会の状態になることが多いようです(ですので、一般に国の経済が高度成長している際には、高いインフレ率になることが多いです)。

 日本の場合、1990年代から、ずっと景気の低迷に悩まされ続けてきたので、2012年に第二次安倍政権が成立すると、市場に潤沢な資金を提供して、再度、日本経済が活発となり、そして国民の生活も、より豊かにしてゆくための、いわゆるアベノミクスの経済政策がとられていたのですが、この際にも基本的には、国内の景気が良くなり、かつ国民の生活も豊かになるくらいのある程度のインフレの経済状況にすることを目的にした経済政策がとられていました。

※日本の場合、2013年からのアベノミクスによって、政府や日銀が、毎年2パーセント程度のインフレを目標とした経済運営を行なっていました。毎年2パーセント程度のインフレなので、基本的に普通の大多数の国民としては、物やエネルギーなどの価格は、ほぼ安定している非常に生活しやすい社会になると同時に、個別には細かな浮き沈みがあったとしても、経済全体で見ると、非常に成長している企業や、収入や資産を増やしている個人が、どんどん増え続けているような社会の状況になったのではないか、と思われます。

 

 それが現在の世界情勢のかなり大きな変化によって、現在、日本だけでなく世界中の国々で、わりと短期間のうちに予想以上の大きなインフレが発生してしまい、世界中の多くの国々の人々は、現在、結構大変な生活の変化を強いられるような状況になってきているわけです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2022年10月29日 9:15 AM, おすすめ記事 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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