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イエスについて Part 21

 ここで、もう一度、パウロの話に戻って、あらためて、考え直してみたいと思うのですが、ここまで、この地上の世界の感覚では、なかなか、わかりづらい、「四次元世界」とも言われる、霊界の事情が分かってくると、だんだん、みなさんにも、よく分かるようになってきたのではないか、と思われるのですが、とにもかくにも、キリスト教的な教えで伝えられているような、パウロ的な信仰論に関しては、霊的宇宙的に見た場合、かなり大きな問題がある、ということなのです。

 これは、神学の本ではないので、専門的な話は、なるべく避けたいのですが、大まかに要点を述べると、大体、以下のような三つの内容になります。

 

1、パウロ的な信仰を強く持った人は、死後、五次元以上の本物の天国には行けずに、それより下の四次元世界の疑似天国や疑似地獄や、あるいは、地上の世界のどこかに、霊的に封印されたまま、かなりの長い年月を過ごさなくてはならないような事態になることがあるので、大変、注意が必要である

 まず第一には、キリスト教の、特にパウロ的な信仰を強く持った人というのは、ほぼ間違いなく、五次元以上の本物の天国ではなく、それより下の四次元世界の中の、疑似天国や疑似地獄か、あるいは、キリスト教に関係する、地上の世界のどこかに(お墓や、昔の遺跡になっているような所が多かったようです)、死後、霊的に閉じ込められるような状況になるにも関わらず(本人には、よく分かりづらいようなのですが、その間の地上の世界への生まれ変わりというのも、たびたび、あったようです)、当人としては、たとえ、外部から、いかなる霊的な救出のようなものがあったとしても、それに全く耳を貸さずに、そこを、神が、自分に定めた、永遠の天国や永遠の地獄、もしくは、キリストの再臨の際に行われるとされる、最期の審判を待つための、死後の休息の場所のように深く信じて、閉じこもったままになってしまうケースが、これまでの時代には、非常に多かった、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年1月15日 9:02 PM, おすすめ記事 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



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