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霊的に見た地球の人口増加と生まれ変わりの状況について Part 4

③その国や地域の人口の増加は、ある一定の規模までは、経済力や物質的豊かさの発展に貢献するが、それを越えると、今度は、貧困や疫病や犯罪の増加といった社会の混乱の問題を引き起こすことが多い

 第三には、今度は、人口と経済の関係、あるいは、人口と物質的豊さの関係について、考えてみたいのですが、これは経済書ではないので、かなり要約して説明すると、その国や地域の人口の多さは、昔は、単純に労働力の豊かさや軍事的な強さ(昔は、マンパワーに頼る戦争が多かったので・・・)に直結する傾向があったので、ある程度の規模までは、その国の経済力や物質的豊かさの発展につながる面が多かったのですが、ところが、ある一定の規模を越えると、その段階から、今度は、貧困や疫病や犯罪の増加といった社会の混乱の問題につながってゆくことが多かったようです。

 そうすると、その国や地域の状況によって、ある程度、適正な人口の規模があることになるのですが、これは単純に、国民一人一人の物質的な豊かさや幸福が、どれだけ実現されているか、ということで計ってゆけばよいことになります。

 

④歴史的には、その国や地域で、人口があまりにも過剰に増え過ぎると戦争の危険性が増すことが多かったが、現在では、経済成長による物質的豊かさの実現で、それが防止できるような情勢になってゆきつつある

 第四には、これは多少難しい問題を含んでいるのですが、実は、人類の歴史を見ると、何らかの原因で、突如、その国や地域の人口がかなり過剰な状態になった場合には、そうして増えた人口をその国や地域で十分吸収できるだけの何らかの産業がうまく起こせなかった場合、たいてい、単に貧困や犯罪が増えるのみならず、その後、社会の混乱から、だんだん内戦状態に陥ったり、さらには、そうした期間が、ある程度過ぎた後、そこそこ優秀な軍事的指導者に率いられて、一か八かの軍事的覇権主義に走る傾向が非常に多かった、ということです。

 実は、先の二度の大戦にも、多少、そうした要素があったのですが、極めて幸いなことに第二次大戦以降の世界では、様々な経緯で、かなり強力な国際的な戦争防止システムが築かれていることと、それと経済や科学技術の発展で、そうした人口の増加を、わりとうまく吸収できるような経済成長の手法を持つようになってきています。

 ですから、現在の経緯だと、たいていの国は、軍事的な覇権主義はとらずに、経済成長によって、その国や地域の人口増加に見合うだけの産業の育成や仕事の確保を行う見通しが高い、ということが言えるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年1月25日 9:08 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 政治 / 社会、文化 / 経済 / 軍事



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