それで本当に正しい科学的な法則が導き出された場合には、基本的にその後、他の人が、同じ条件で同じ行為をした場合には、よほどの間違いや条件の違いでもない限りは、同じような変化や結果が生じるということが、この世界のどこであっても、客観的にきっちり確認できるようなところがあるわけです。
ところが、これが霊的、異次元的なことになると、かなり不確かになってきて、ある人には、はっきり見聞きできたり、感じられたりしたことが、別のある人には、全く見聞きもできなければ、感じられもしないようなことが起きたり、また、ある時には、かなり異常な変わった現象が起きたにも関わらず、別のある時には、全くそうしたことが起きないなどというようなことが、結構当たり前のようにあったりするわけです。
はっきり言って、かつては自然現象の中にも、そうしたことは非常にたくさんあったのですが、しかし、特にここ数百年間の人類の科学の歩みの中で、そうしたたくさんの自然現象に対しても、人類は一つ一つ新たな研究や発見を積み重ねて、たくさんの科学的な知識や技術を身につけてきたようなところがあるのです。
そうすると現在、あまり信憑性が高くない霊的な内容や、オカルトまがいの内容であると分類されているものであっても、そうしたものの中には、やがて科学の発達と共に、わりとオーソドックスな科学的な真理として、単純に理解されるようになってゆくものや、さらには様々な形で活用されるようになってゆくものも、たくさんあるのではないか、というように思われます。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2023年10月5日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 知恵、正しさ / 科学、テクノロジー / 自然、生命
