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霊界の真相 Part 1

 今回から少し霊界のことについて、書いてみたいと思います。

 

一般に宗教が説いている霊界の話と、実際に臨死体験や体外離脱によって、霊界をかいま見た人々の体験談の中身が、あまりにも大きく食い違い過ぎている

 これは、まだ現代の宗教やスピリチュアリズムでは、あまり解明されていないような内容になってくるのですが、実は、よく巷で「霊界」という時の意味、つまり現在、地上の世界で生きている人が、死んだ後に行くと言われている死後の世界としての霊界と、それから、よく宗教などで細かく説明されている「天の国」とか、「仏国土」などと呼ばれている霊界の様子というのが、実際、かなり異なっているということなのです。

 つまり、よく昔からの宗教などにおいては、「人間は死んだ後、善人は「天国」と呼ばれる非常に幸福な世界に行き、その反対に悪人は「地獄」と呼ばれる非常に苦しい世界に行く」とか、「天国には、神や仏のような存在がいて、尊い教えを説いてくれる」とか、「地獄には怖い悪魔がいて、厳しい責め苦を与えてくる」などというような話を聞かされることが非常に多いのですが、これは、はっきり言って申し訳ないのですが、次のような二つの点において、ほとんど全部嘘か、インチキのような内容だったのではないか、ということなのです。

 

1、宗教で説く霊界の様子と、実際に「霊界に行って、見聞きした」と証言している人々の報告が、かなり異なっていることが多い

 まず第一には、これは実は、昔から似たような話は幾らでもあったのですが、特に近現代に入って、多くの人々が、信教の自由や言論の自由を手にするようになると洋の東西と言わず、世界中、あちこちでたくさんの人々が、次々と世間に発表するようになった内容なのですが、「事故や病気などで自分は、いったん肉体的には死んでしまったのだけれど、何日かの間、いろいろな霊界の見聞きをした後に、再び息を吹き返した」とか、「深い瞑想によって自分は、実際に霊界を探訪した」とか、「自分は特殊な能力によって、肉体を置いたまま、地上の別の場所や、いろいろな霊界の場所を、実際に訪れることができるようになった」などと主張するような人々の霊界についての見解や報告というのが、これは、はっきり言って申し訳ないのですが、そうした宗教で教えているような霊界の様子、つまり死後の世界の様子と比べると、ほとんどのケースの場合、全く異なるような話ばかりであったのです。

 ところが、これが一昔前の今日のような民主主義の時代ではないような時代には、こうした宗教の主張に反するような主張や証言をするような人物や集団に対しては、その国で権力を持っている宗教家達が、ものすごい弾圧や嫌がらせをしてきたり、また場合によっては、それこそ手段を選ばぬ拷問や処刑すらも堂々と行うような時代が非常に長かったので、それゆえ、おそらく、そうした民主化以前の時代には、こうした主張というのは、ほとんど世間に知れ渡るとか、歴史の中で長く伝えられるような機会は、ほとんどなかったのではないか、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年12月21日 9:31 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳



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