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暗闇の存在達の本質は、「無」、もしくは、「虚」であるので、この宇宙のありとあらゆる「有」や「実」のある存在達を、彼らの食糧にしている

 今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。

 

暗闇の存在達の本質は、「無」、もしくは、「虚」であるので、この宇宙のありとあらゆる「有」や「実」のある存在達を、彼らの食糧にしている

 まず第一には、彼ら暗闇の勢力の連中というのは(これは、本当は、この宇宙の創造主についても、ほとんど同じなのですが)、基本的に、反宇宙的存在であるために、「無」、もしくは、「虚」というものを、その本質として、持っております。

 それゆえ、彼らが、自分自身の存在や、外部の状態を認識するためには、どうしても、何らかの「有」(ある物、つまり、何らかの存在)、もしくは、「実」(本当に実在しているもの、あるいは、本当に中身のあるもの)、というものを、自分自身の内部に取り込まなくてはならない、ということになるのですが、その際の彼らの絶対的な必需品、もしくは、食べ物に当たるのが、これは、恐ろしい話なのですが、この宇宙の創造主の存在、もしくは、彼の創り出した、すべての存在(生命も含めて)であった、ということなのです。

 つまり、この宇宙における最も根源的な欲求の要素として、「自分自身を認識したい」、あるいは、「自分以外の外部の世界を認識したい」、というような二つの根源的な欲求の要素があるのですが、この宇宙の創造主は、こうした根源的な欲求を実現するための手段として、自分自身が、主体的に、何かを創り出す、とか、自分自身が、主体的に、何かを分け与える、というような創造性や愛の立場に立つことを選んだのですが、そうした創造主と、やがて、真っ向から対立することになる暗黒の勢力の存在達、つまり、「反キリスト」、もしくは、「反創造主」に当たるような暗闇の存在達というのは、それとは、全く正反対に、とにもかくにも、てっとり早く、誰かが、創ったものを奪い取る、とか、誰かが、創ったものを破壊することによって、自分自身の存在のリアリティーや、他の世界の存在のリアリティーを感じることでもって、満足する道を選んだ、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月9日 9:02 PM, アセンション・シリーズ 4



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