それゆえ、そうしたマルクスの思想に基づいて、国家レベルで共産主義や社会主義の革命を行った国々では、たいてい表向きのプロパガンダでは、あたかも非常に華々しい、素晴らしい成果が上がっているような発表が多かったようなのですが、ところが実際には、そうした思想に基づいた経済運営を、あまりにも大規模に徹底的にやりすぎてしまったために、かえって農業生産が大きく落ち込んで、それまでの時代には、決してなかったほどの大変な飢餓で大勢の人々が苦しむような事態になってしまったり、また、わりと単純な工業生産などでは、そこそこ成果が上がったこともあったようなのですが、たいてい工業生産においても、思ったほど生産が伸びずに、あちこちで物不足になったり、非常に低品質な製品が数多く生産され続けるような状況になってしまったり、さらには、そうした社会の状況を情報統制して、徹底的に隠蔽して、隠し通そうとすることが非常に多かったようなのです。
それでは、こうしたこれまでの共産主義や社会主義の国々の社会において、実際によく起きてきた出来事から、いったいどのようなことが言えるのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。
Cecye(セスィエ)
