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霊的な観点から見た共産主義思想について Part 3

 ここからも話の流れ的に、霊的な観点から見た共産主義思想について、かなり長い文章が続いてゆくので、そうした話にあまり興味のない人や、もう十分によく知っている人は、別の文章をお読みになった方がよいと思います。

 

共産主義の理想と現実について

 ここでは、まず共産主義が提示している理想、旗印について、考えてみたいと思うのですが、今から百年以上昔の資本主義が急速に発達して、様々な社会の問題が出てきた時代において、「たくさんの労働者が非常に安い賃金で劣悪な労働条件の下で逃げることもできずに、なかば強制的に働かされている。一方でものすごい金持ちの資本家がいて、とんでもない裕福な生活をしながら、大金をあちこちに投資して、さらにものすごい金儲けをしたり、貴族や政治家に大金をばら撒いて、賄賂や接待に使っているので、これはどう見ても、ほんの一握りの資本家がたくさんの貧しい労働者から、とんでもない搾取をしているのだ。だから労働者はみんなで団結して、資本家や社会の支配者と戦い、労働者が工場や農場、さらには政府も社会全体も完全に支配できるような素晴らしい理想の世界にしてゆこう」というような理想や旗印であったように思われます。

 私は、そうした労働者的な立場の人々がある程度団結して、そうした人々の権利や利益を守ったり、そうした人々のための社会保障を実現しようとするような運動自体は、とても良いことであったと思うし、また、そうした社会運動が起きることも、ある程度社会の必然であったように感じています。

 ところが、その後の社会の動向をみるとよくわかるのですが、そうした共産主義の理想自体は、多くの人々が共感し、夢見たくなるような非常に魅力的なものであったとしても、実際に共産主義的な社会を実現してゆこうとすると、様々な場面で、その理想通りには、なかなか、うまくならないというような厳しい現実に直面することになっていったわけです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2026年1月21日 9:03 PM, 中国思想 / 人生観、世界観 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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