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現在の新型肺炎やインフルエンザなどへの霊的な対策について Part 37

 特に現代人の場合、一人一人の人間が、「自分が」、「自分が」というような個の意識を強く持って、生きていることが多いと思うのですが、ところが霊的、宇宙的には、もう少し違った人間の意識のあり方もあって、例えば、今述べているような形の、非常に大きな自然の生態系の中の一部として生きている人間、というような命の概念であるとか、または、非常に大きな地球という一つの惑星の一部、あるいは、非常に宏大な宇宙の一部として、たくさんの生き物達と一緒に生きている人間、というような命の概念であるとか、さらには、霊的な世界も含めて、この宇宙すべてを一つの神の生命と認識して、そうした非常に大きな神の生命の中の人間、というような命の概念などがあるのですが、こうした人間の意識のあり方の方が、霊的、宇宙的には、より正しいようなところがあるのです。

 こうした生命の認識は、常にたくさんの人々に囲まれた、人工的な都市生活の中では、なかなか、わかりづらくなってしまうようなところがあるのですが、ところが、大自然の中で生きている生き物達の様子を見ていると、たいてい、わりとゆっくりと、のどかに構えていて、自分がやりたいことを好きなように楽しんでやっていたり、また、できないことがあれば、決して無理せずに、疲れたら休むなどというように、大自然の摂理に沿った自然な生き方をしていることが、非常に多いのではないか、ということなのです。

 そうすると、時には、「病気や怪我は、すべてがすべて悪いものなので、完全になくなってしまえばよい」というような見方をするのではなくて、ともすれば、現代のような文明の中で、いつの間にか、「自分が」、「自分が」と、自分のことばかり考えてしまいがちな人間の人生において、そうした病気や怪我は、もっともっと大きな大宇宙や大自然の中の一つの生命にすぎない、本来の人間のあり方を見直させてくれるための非常に大切な機会になっているかもしれない、ということです。

 

 この後は、「真の健康のためには、総合的な肉体と精神のバランスと調和が、とても大事である」の文章に続きます。

 

Cecye(セスィエ)

2020年5月2日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 仏教 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 教育 / 現在のアセンションの状況 / 瞑想 / 知恵、正しさ / 神道 / 科学、テクノロジー / 自然、生命



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