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マスメディアやインターネットが発達した21世紀初めの現代において、本当の正しさを見抜くための知恵について Part 10

 人類の歴史を見ると、現在では、華々しい成果を残した偉大な人物として知られているような人であっても、そうした華々しい成果をあげる以前の人生では、結構、これでもか、これでもかというようなチャレンジや創意工夫の繰り返しであったり、また場合によっては、結構、派手な失敗や大変な挫折の繰り返しであったことも多いようです。

 ですから経済的に豊かな成熟した社会になればなるほど、あまりにも硬直化した権威主義や、失敗を一切認めないようなガチガチの社会にはせずに、いろいろなことに新しく挑戦したり、積極的に提案してくるような人を上手に後押しして、サポートしてあげたり、また、そうした人が、たとえ途中で大きな失敗をしたとしても、決して厳しく責任を追及して、追い込んでいったり、また、どうしようもないダメ人間のような扱いにはしないような社会のあり方が、とても大事になってくるのではないか、と思われます。

※ある程度、社会が豊かになり、成熟してくると、そうして余ったお金や人や技術や資源などを、はた目には、将来、どうなるかよくわからないけれども、その当事者だけは、ものすごい信念で「これは絶対にすごいビジネスになる」などと言って、情熱的に取り組んでいるような人々にたくさん投資して、たとえ、その中の大半がうまくいかなかったとしても、その中のほんの一部でも、うまく行くような事業が起これば、それを将来の経済の柱にしてゆくような経済のシステムになっていることが多いようです(経済的に豊かな成熟した社会になってくると、だんだん、もう真似やパクリは通用しない社会になってくるものなので・・・)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2019年8月21日 9:03 PM, 成功論、繁栄論 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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