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現在起きている「アセンション」の全容について Part 15

※古代のユダヤ教と、新しいイエスの教えについて Part 2

 先ほども少し述べたようにイエスは、「右頬を打たれたら、左頬も差し出せ」とか、「訴えられて下着を取られたら(現代人の考える下着じゃなくて、上着の下に着る物といった意味だったらしいです)、上着も差し出せ」とか、「1ミリオン(現代の単位だと約1.5Kmぐらいです)行けと強いられたら、2ミリオン行きなさい」とか、「求める者には与え、借りようとする者には断らないようにしなさい」などというような、かなり大胆な教えを述べているのですが、結局、当時のユダヤ属州の人々が、どんなにローマ帝国の支配を嫌がっても、ローマ帝国にはローマ帝国の事情があるので、要するに彼らの決まりごとや命令に従ってくれるなら、ある程度自治権を認めてくれたり、宗教的な自由も尊重してくれたりしたけれども、そうでない場合には、軍事的に占領して、自治権を取り上げたり、宗教的な自由だけでなく、身体的な自由や命や財産まで全部取り上げるようなことをしていたわけです。

 それで、その後の歴史についてなのですが、当時のユダヤ教の人々は、そうした状況を嫌がって、彼らの神や指導者達を頼りに、かなり無謀な独立を求めた結果、逆に国や神殿を失うような事態になってしまっているのですが、それに対して、イエスの教えを信じた人々は、たとえ、そうしたローマ帝国の支配の下で、本当にとんでもなくひどい迫害や弾圧に遭ったとしても、神やイエスへの信仰の下、来世の救いや未来への希望を旨に、わりと従順に愛と奉仕の生活を送り続けていたようなところがあったのです。

 つまり当時、ユダヤ教の人々は、彼らの宗教的な教えに基づいて、まるで当たり前のように当時のローマ帝国に強い敵意と反感を持って、大きな反乱を起こしたのですが、その後の結果をかなり大雑把にまとめてしまうと、残念ながら彼らは、ずっと怒ったり、不本意な恨みがましい感じで、右頬も左頬も打たれ続け、下着も上着も取られ続け、一ミリオンも二ミリオンも歩かせられ続け、いろいろな物を奪われたり、借り倒されたりし続けていったわけなのですが、それに対して、当時、一見、そうしたユダヤ教の人々とほとんど同じような非常に厳しい境遇に置かれていたイエスの教えを信じる人々は、来世の救いや未来への希望を信じて、わりと意欲的に愛や奉仕の生活を送り続けていたので、はっきり言うと、当時のキリスト教の人々は、そうした、かなり過酷な大変な状況であっても、わりと嬉々として従順に愛と奉仕の生活を送り続けていたようなところがあったのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2018年10月17日 9:03 PM, アセンション全般 / イスラム教 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 予知、予言、未来予測 / 宗教、道徳 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化



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