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有名人や成功者になった人が陥りやすい失敗と、その対策について Part 14

2、一般に世間で悪をされるようなアンダーグラウンドな世界の人々の価値観について

 今度は、ちょっと極端な例になるのですが、みなさんが時々、ニュースで見聞きするようなマフィアや暴力団のような、かなりアンダーグラウンドな世界の人々の価値観について考えてみたいと思います。

※最初に述べておきますが、これは決して、そうしたマフィアや暴力団のような、非常にアンダーグラウンドな世界の人々の生き方や考え方を良いと肯定しているわけではありません。ただ世の中では、時々、そうした世界を扱った映画や小説などが、意外と大きくヒットすることがあることからもよくわかるように、そうした世界の人々も、少し見方を変えると、本当は根源的なところでは、普通の一般市民と同じようなことを願い、同じようなことを考えたり、感じたりしているようなところもあるのだ、ということが、ここで説明したい内容になります。

 

 たいてい今日の日本のような、わりと平和で安全な国であれば、ほぼ大多数の人々は、毎日、普通の一般市民の生活をしているので、そうした人々の内輪の事情なんて、ほとんど知らないし、また時々、そうした人々が起こした事件のニュースが世間を騒がすことがあると、「まあ、なんて、とんでもない物騒な話なんでしょう!」とか、「銃や麻薬を扱うなんて、とんでもない犯罪者ね」などというような見方を、まるで当たり前のようにするのではないか、と思われます。

 ところが、そうしたマフィアや暴力団のようなアンダーグラウンドな世界で生きているような人々の立場に立つと、かなり見方が違ってきて、例えば、「自分達は生まれや育ちに問題があって、この国の社会では、とんでもない不良や虫けらのように扱われて、全然、まともな生活すらできなかったのだが、この組織に入ってからは、最初は大変だったが、やっと一人前の人間として扱われるようになって、普通の生活ができるようになった」とか、「政府や軍隊や警察の奴らも裏では、とんでもない悪事をやっていることがあるから(国にもよりますが、そうした世界にいると、そういう話がたくさん耳に入ってくることが多いようです。あと、こうした人々は、そうした悪事の下請けのような仕事をやらされていることがあるようです)、少しぐらい自分達が悪いことをしたり、そのおこぼれをもらったりしても、別に大して悪いことじゃないだろう」などというような感じで、意外とそうしたアンダーグラウンドな世界の生活に居心地の良さを感じて、ありがたがっていたり、また場合によっては、一種の社会正義のようにすら感じていることがあったりするようなのです。

※内容が内容なので、もう一度述べますが、これは犯罪や、そうしたアンダーグラウンドな生活を肯定するような趣旨の内容ではありません。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2018年6月1日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 知恵、正しさ / 社会、文化



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