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職業と人生 Part 12

 次は、いよいよ、その人の適職の選び方について述べてみたいと思うのですが、その前に一つだけ、どうしても再確認しておきたいことがあるのですが、それは、次のような内容になります。

 

5、現在までの地球の文明では、霊的に進歩した人が、必ずしも学業や仕事や家事ができるとは限らない、というような少し変わった事情もあった

 まず最初に、これは、こうしたスピリチュアルな文章をお読みの方なら、ある程度わかりやすいかもしれないのですが、実はある程度、霊的に進歩した人間は、現在の地上の世界のどんなに人も羨むような良い仕事であったとしても、どうしても満足が行かない、というような、かなり窮屈な思いをする可能性があったということです。

 これは霊的な観点から大まかに言うと、こんな感じなのですが、要するに、たいていの人は、その人が初めて学んだとか、初めて体験したというようなものに関しては、かなりの興味や新鮮味を持って、主体的に取り組むことができるものなのですが、ところがそうではなく、例えば、霊的に見ると、ある人の場合、その仕事に関しては、もう数十年も完全に熟達するまでやっていて、もはや特に何の興味も新鮮味も感じられないとか、その業界のことは、こういう状況の場合は、こうなるというように、もう反射的に先のことが予測できてしまうので、ほとんど何の目新しさも学びも感じられないなどというような場合には、はっきり言うと、どんなに頭の良い、また、どんなに創造性や人間性の高い仕事のできるような人であったとしても、あまり満足感を持つことができないどころか、場合によっては、かなり嫌悪感を感じるような状況になることすらあったということなのです(あと、霊的な向き不向きの問題もありますが・・・)。

 ですから、これは、ある意味で非常に逆説的な話になるかもしれないのですが、実は、霊的に高度に進歩しているような人は、みんながみんな頭が良くて、仕事ができるとは限らなくて、そうではなく、場合によっては、一見、「なんで、こんなに頭の良い仕事のできそうな人が、簡単なミスばかりするんだ」とか、「全然やる気がないんだ」というようなことも、現在までの地球の状況では、結構、あちこちで起きているようなところがあったのです。

※これは、よく宇宙から初めて地球に転生してきた、一部の「スターピープル」と呼ばれるような人々にも当てはまることが多いと思われるのですが、とにかく地球の文明では、平均的な宇宙の文明だと、まずは絶対に行わないとか、まずは絶対に考えもしないようなことが、結構、まるで当たり前の常識のように行われていることが多かったので、それゆえ、そうした宇宙的な感覚の持ち主からすると、地球に転生して、すぐに仕事がよくできるなんてことは全くありえずに、まずはともかく、「平均的な地球の人々は、いったい、どんな感覚で生きているのだろう」とか、「どんな考え方や行動をするのだろう」というようなことを観察し、学ぶことだけで、最初は手一杯になってしまうことが多かったようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年3月12日 9:05 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 成功論、繁栄論



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