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職業と人生 Part 11

 それから十こめは、これは、ちょっと変わった仕事になるのですが、実は、こうした時代の変わり目だと、少し前の時代には、多くの人々から散々馬鹿にされていたとか、全く関心も持たれていなかったような分野が、これは最初は一部の人々の間だけであることも多いのですが、いつの間にか一部の人々から非常にもてはやされるようになっていったり、また、それなりに高い収入が得られるようになっていったりすることがあるようです。

 ですから場合によっては、そうした時代の変化や、どこかの企業の発明や技術革新によって、何らかの新しい仕事が日の目を見るようなチャンスがあれば、そうしたものに飛びつくのもよいかもしれないのですが、たいてい、そうした世界には、それなりのリスクや、ちょっと得体の知れない悪い業者のようなものが暗躍していることがあるかもしれないので、それなりの注意は必要なようです。

 それから十一には、これは、あまり言われないものなのですが、世の中には、普通あまり知られていないし、また、みんな進んでやろうとは思わないことが多いけれども、やっぱり、そうした仕事のニーズが、どうしてもあるので誰かがお金をもらって、やっているような、かなり不思議な仕事の世界があるのも事実です。

 これは、こうした文章では、具体的に書きづらいのですが、基本的には、その人の精神性に反せず、また社会の倫理や法律にも反しない範囲であれば、それほど問題ないとは思うのですが、ただし先ほども述べたような、特に少しアンダーグラウンドな世界になると、これが多少行き過ぎてしまっているようなところがあって、一度その世界に踏み込むと、もうよほどの覚悟がないと二度と抜け出ることができないとか、気がついたら、どんどん危ない世界に入り込んでいって、いつの間にか自分の命に危険が及んだり、警察の御用になってしまうような話も、世の中には、少なからずあるようです。

 確かにそうした世界には、そうした世界特有の何らかの魅力や誘惑もたくさんあるようなのですが、基本的には、たとえ金銭的には儲かるとしても、何となく自分の魂が汚れてゆくような感覚がするとか、結果として、いつも自分がおどおどして、とても不安や恐怖心を感じて生活しているような状況になる可能性がある場合には、霊的には、そうした仕事は、あまり勧められないということが言えるようです。

 これ以外には、特にお金にはならないけれども、子供を育てたり、家族や他の人々の面倒を見たりするような、いわゆる家事的な仕事もあるのですが、これは収入面はともかくとして、精神的には、非常に大きな満足感と充実感があるようです。

 このように経済が大きく成長してゆくような時代には、多くの人々が、職業や人生上の様々な試行錯誤を繰り返しながら、何が自分にとって、また自分の家族や社会にとって、最も良い職業や人生の状態なのか、ということを様々な形で一生懸命、結論づけようとしているような時期に当たっているということが言えるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年3月11日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 歴史 / 社会、文化



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