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ガイアについて Part 1

 ギリシア神話では、大地の女神とも言われる「ガイア」について、少しだけ述べてみたいと思います。

 

 まず第一には、これは初めて、聞く人は、かなり驚かれるかもしれないのですが、実は、ギリシャ神話で説明されている「ガイア」という存在は、本当の立場としては、大地の女神(地母神)や、あるいは、地球神(地球の意識体のようなもの)というよりも、この宇宙の神、つまり、創造主の個性の一つに近いようなところがあった、ということです。

 つまり、遥か大昔の時代に、多くの人々が、「地球」をまるで宇宙の中心のように考えていたのには、確かに一理あるのであって、元々の地球の大地の女神、あるいは、地球自体の意識体というのは、この宇宙の中心と言っても過言でないような宇宙意識の一部であるようなところがあったのです。

 第二には、それでは、地球の意識は、そのまま完全に「宇宙の意識」として扱ってよいのか、というと、残念ながら、そうとは言えなくて、前にも述べたように地球というのは、この広大な宇宙の中でも一種のひな形になるくらい非常に重要な所だったのですが、霊的な実態としては、遥か大昔の時代に闇の勢力が大挙して、この惑星の乗っ取りを行った時点で、もうすでに惑星の意識体としては、一つの死を迎えるような状況になってしまっていたので、はっきり言うと、その後の地球は、惑星自体として、一つの生命を生きているというよりかは、ほぼ完全に闇の勢力的な原理のもとで、何とか形だけは整って、存在し続けている、というような状況に、かなり長い期間、置かれていたようなところがあったのです。

 それで、この宇宙の創造主としては、一計を案じて、地球意識の救済のために、この宇宙の創造主自身が、この惑星に対して、かなり直接の指揮を取りながら、惑星全体の波動の浄化と次元の上昇を行い、最終的には、だいたい、今頃の21世紀から23世紀ぐらいまでにかけて、地球の意識を、三次元や四次元の領域ではなく、五次元以上の宇宙の領域で、半永久的に活動する惑星に進化させてゆくような霊的プロセスを歩ませているのです。

※スピリチュアルなことを学んだ人は知っているかもしれませんが、霊的には、地球及び地球が存在している、多少、次元的に陥没した宇宙の領域を、「テラ」、もしくは、「ヘラス」(古代ギリシア語だと、大地の意味らしいのですが、おそらく、昔は、ほぼ同じような発音だったものと思われます)などと呼んでいたことがあります。それ以外にも宇宙では、こうした地球系の状況に応じた様々な呼び方があるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年2月9日 9:03 PM, おすすめ記事 / ギリシャ神話 / スピリチュアリズム、霊界



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